2014年9月3日、國(guó)際情勢(shì)に詳しい朱海林（ジュウ?ハイリン）氏は、中國(guó)メディア?BWCHINESEに寄稿した記事で、「インドのモディ首相の訪日は中國(guó)を意識(shí)したものではない」と指摘した。以下はその概要。

【その他の寫真】

日本を訪問(wèn)中のモディ首相は1日、安倍晉三首相との會(huì)談後の記者會(huì)見で、「21世紀(jì)はアジアの世紀(jì)であることは世界が知っている。アジアの発展は、日本とインドが今後どのように協(xié)力していくかによって決まる」と言い放った。

AFP通信は「経済と中國(guó)が、モディ氏訪日の重點(diǎn)だ」と報(bào)じた。だが、インドにとって、経済分野での日本との協(xié)力の重要度は、中國(guó)を念頭に置いた安全保障問(wèn)題よりはるかに大きい。

モディ氏は、中國(guó)を包囲もしくはけん制するいかなる同盟にも加入しないと強(qiáng)調(diào)した。日本は尖閣諸島問(wèn)題でインドが日本支持を表明することを期待していたが、インドはそれを望まず、そうした態(tài)度も明確に示してはいない。

モディ氏が日本との関係発展において何よりも重視しているのは、インド自身の発展であり、中國(guó)に対抗することではない。この點(diǎn)において、安倍氏とは呼吸が一致していない。

今回の訪日の主眼は、経済政策においてアジア太平洋諸國(guó)との協(xié)力を深めることだ。同時(shí)に、モディ政権は中國(guó)けん制をもくろむ日米を警戒してもいる。中國(guó)との対抗は、インドの根本的な利益にそぐわない。いわゆる「日印が手を組んで中國(guó)に対抗する」という見方は當(dāng)てはまらない。

あるシンクタンクの専門家は、「インドは日本の力を借りて大國(guó)の夢(mèng)を?qū)g現(xiàn)しようとし、日本はインドを中國(guó)に対する抑止力にしようとしている。雙方にそれぞれの思惑があり、両國(guó)が接近することは容易に理解できる」とした一方で、「インドは一貫して獨(dú)自の外交政策を貫いてきた。両國(guó)が地政學(xué)の局面を一変するほどの親しい同盟を結(jié)ぶことは、極めて難しい」と強(qiáng)調(diào)した。（翻訳?編集/NY）