臺灣メディアのCTWANTは12日、「花蓮の大地震で20萬人の外國人観光客が驚き逃げ出す、日本人が7萬人近くで最多」と題し、今年4月3日に発生した臺灣東部地震の観光業(yè)への影響を報じた。

記事によると、臺灣交通部観光署の最新のデータで4月の訪臺外國人観光客は前月比で20萬1462人減少したことが分かった。內(nèi)訳は日本人が6萬5169人、香港?マカオ人が4萬3516人、韓國人が2萬4734人、シンガポール人が1萬5001人となった。

今回の地震では観光名所でもある太魯閣國家公園が大きく損壊し、回復(fù)には7年かかるとみられている?；ㄉ彵hの鉄道や道路では落石が相次ぎ、にぎやかだった夜市も閑散としているほか、休業(yè)に追い込まれたホテルもあるという。

靜宜大學(xué)観光學(xué)部の黃正聡準(zhǔn)教授は、4月の観光客減少は主に地震の影響だと指摘?！溉毡兢漤n國、香港?マカオ、シンガポールなどからの観光客は自由旅行が多く、天災(zāi)などの要因で旅行計畫を変更しやすいため、これらの國で減少が顕著だった」と分析した。

一方で、ビザの変更が難しい東南アジア諸國や、長期旅行を計畫する歐米の観光客では影響は小さかったとし、「今後の動向を注視しなければならない。政府は臺灣が安全だというPRに力を入れるべき」と語った。

臺灣の李孟諺交通部長も地震による観光業(yè)への影響は確かにあるとし、花蓮県を訪れる旅行者に対して補助金を出しており、今後観光PRも強化していくと説明。また、今年度の外國人観光客1000萬人の目標(biāo)についても引き続き推進していく考えを示した。（翻訳?編集/北田）