中國(guó)経済の落ち込みは必然だったが、長(zhǎng)期的には悲観無(wú)用―臺(tái)灣メディア

Record China    2024年7月15日(月) 8時(shí)0分

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上海臺(tái)灣メディアの経済日?qǐng)?bào)は13日付で、中國(guó)大陸側(cè)の経済冷え込みの背後には三大要因が存在すると紹介した上で、長(zhǎng)期的には楽観視できると論じる社説を発表した。寫(xiě)真は上海市內(nèi)の様子。

臺(tái)灣メディアの経済日?qǐng)?bào)は13日付で、中國(guó)大陸側(cè)の経済冷え込み背後には三大要因が存在すると紹介した上で、長(zhǎng)期的には楽観視できると論じる社説を発表した。以下は、その主要部分を再構(gòu)成した文章だ。

働く世代のほぼすべてが現(xiàn)在の不況を初體験

先日には、上海市の財(cái)政が緊迫しており、上海市政府が管轄區(qū)內(nèi)の寺院から100億元(約2180億円)の「賽銭」を臨時(shí)に借り入れて短期的なやりくりをしているという情報(bào)がネットで流れた。上海市政府はただちに否定し、ネットの管理部門(mén)も調(diào)査を始めたという。上海市の財(cái)政の実情は不明だが、しばらく前から各地で公務(wù)員がかなりの幅の減給をされたとのうわさが出ていた。國(guó)有企業(yè)についても同様の情報(bào)がしばしば流れている。

中國(guó)大陸の大型金融機(jī)関であり「高給の代表」とされている中國(guó)國(guó)際金融(中金)は7月初めに、賃下げと人員削減を行った。金融情報(bào)會(huì)社の東方財(cái)富によると、2020年には116萬(wàn)4200元(約2530萬(wàn)円)だった中金の従業(yè)員1人當(dāng)たりの報(bào)酬は、23年には70萬(wàn)400元(約1520萬(wàn)円)にまで下がった。下げ幅は39%だ。中金については26年までに國(guó)內(nèi)従業(yè)員の3分の1を削減するとも報(bào)じられている。

中國(guó)大陸の経済がこの1年から2年で、1979年の改革開(kāi)放の開(kāi)始からの45年間で最大の不況に見(jiàn)舞われているのは紛れもない事実だ。60歳以下の人はこのような狀況が発生するとは想像もできなかったはずだ。彼らがこれまで働いてきた期間を通じて中國(guó)大陸の経済は急発展を続け、全體的に向上し続けたからだ。中國(guó)大陸は現(xiàn)在のところ5%前後の経済成長(zhǎng)率を維持しているが、過(guò)去の7%から8%程度、さらに以前の10%成長(zhǎng)と比べれば見(jiàn)る影もない。ぞして重要なことは、近い將來(lái)の好転の可能性がまったく見(jiàn)えないことだ。

不況の背後には「過(guò)去の無(wú)理の是正」も

この中國(guó)経済の勢(shì)いのなさは、いくつかの要因や狀況の結(jié)果だ。まずは3年間も続いた新型コロナウイルス感染癥の影響があるが、これについては言及する必要もないだろう。


次に影響を及ぼしているのは米中間の経済貿(mào)易戦爭(zhēng)だ。2018年から現(xiàn)在までの間、米國(guó)側(cè)は「攻撃力」を強(qiáng)め続けた。ただし実効性は弱まっており、特に米國(guó)が最も自信を持っている金融や科學(xué)技術(shù)でも米國(guó)に有利な局面は実現(xiàn)していない。米國(guó)が特に懸念する科學(xué)技術(shù)分野では、中國(guó)が米國(guó)に逆転する可能性すらある。

最も考慮せねばならないことは、中國(guó)大陸の今の経済の下振れは、かなり大きな程度にこれまでの「ひずみ」を矯正せざるをえない代価であることだ。「ひずみ」には大きく3種類(lèi)がある。まず、腐敗の問(wèn)題だ。習(xí)近平國(guó)家主席が13年に就任した際に、中國(guó)大陸の腐敗はすでに、これ以上対策を講じなければ、共産黨と國(guó)を亡ぼすほど深刻だった。習(xí)主席は斷固たる腐敗取り締まりを敢行し、その力の強(qiáng)さや範(fàn)囲は空前のものだった。そして強(qiáng)力な腐敗対策は現(xiàn)在も続いている。だからこそ、消費(fèi)や投資などで縮小効果が発生し、公務(wù)員の士気にも影響が及んだ。

環(huán)境無(wú)視したツケや2008年を強(qiáng)引に乗り切ったツケも

第2點(diǎn)は環(huán)境や生態(tài)の改善だ。中國(guó)大陸は発展の初期に、急成長(zhǎng)をひたすら追いかけて、環(huán)境と生態(tài)の持続可能な発展を軽視した。しかし、一時(shí)はかなり深刻だった汚染問(wèn)題も、習(xí)政権発足後には大いに改善された。ただし、中國(guó)大陸の高度経済期には、企業(yè)が環(huán)境保護(hù)コストを回避することが、輸出競(jìng)爭(zhēng)力の増強(qiáng)に奏功した面があった。逆に現(xiàn)在は、環(huán)境保護(hù)の強(qiáng)化が求められるので、企業(yè)は環(huán)境保護(hù)コストを回避できず、それによって輸出競(jìng)爭(zhēng)力が低下して、成長(zhǎng)の足を引っ張っている。言い換えれば、中國(guó)大陸のこれまでの高度成長(zhǎng)時(shí)期には、成長(zhǎng)のかなりの部分が「虛構(gòu)」あるいは「不健全」な部分に依存しており、現(xiàn)在になり必要な矯正を行っていることは當(dāng)然ながら、成長(zhǎng)速度を低下させることになる。

第3點(diǎn)は、08年の世界金融危機(jī)に対応するための過(guò)度な拡張政策に関係する。當(dāng)時(shí)は比較的高い成長(zhǎng)率を維持することに成功したが、その結(jié)果として生産能力の過(guò)剰、住宅市場(chǎng)バブル、金融レバレッジ過(guò)剰などの後遺癥が殘った。習(xí)政権の発足後には、「三去」と呼ばれる「生産能力と在庫(kù)、レバレッジの削減」を?qū)g施して矯正せざるを得なかった。この「三去」による緊縮効果も近年の経済弱體化の主たる原因の一つだ。

中國(guó)経済の予想に慎重さは必要だが悲観は無(wú)用

これらの中國(guó)大陸の経済の推移を分析すれば、現(xiàn)在の空前の低成長(zhǎng)には原因があることが分かる。しかし心配には及ばない。長(zhǎng)期的に見(jiàn)れば、中國(guó)大陸のインフラ建設(shè)は完備しており、教育體制はしっかりしており、社會(huì)秩序は安定している。政府機(jī)能の運(yùn)営にも支障がなく、さらに世界最大の市場(chǎng)と科學(xué)技術(shù)の潛在力の厚い蓄積も存在する。時(shí)間をかければ必ずや、現(xiàn)在の低迷から脫卻することができる。これが、われわれが中國(guó)大陸の経済の見(jiàn)通しについては、慎重さが必要ではあるが、楽観視してよいと判斷する根拠だ。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國(guó)をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見(jiàn)解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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