臺(tái)灣メディアの聯(lián)合新聞網(wǎng)は17日、日本旅行中に蟲(chóng)垂炎（盲腸）になった臺(tái)灣人が、「あること」が原因で病院から受け入れを拒否されたと報(bào)じた。

記事によると、今年5月、妻と共に京都を訪れサッカーの試合を観戦していた臺(tái)灣人男性が、突然腹部に痛みを覚えた。痛みは徐々に強(qiáng)くなり、ホテルに戻った後に薬を服用しても癥狀は改善せず、下腹部の激痛に加えて熱も出た。

醫(yī)療系の仕事をしている妻は蟲(chóng)垂炎だと判斷し、ホテルのフロントに行き、病院に連絡(luò)してもらった。ところが、數(shù)軒の病院に連絡(luò)したものの、いずれも発熱の癥狀がある患者は受け入れられないと拒否されたという。

時(shí)間は午前0時(shí)ごろだったが、妻が臺(tái)北駐大阪経済文化弁事処に連絡(luò)して事情を説明。男性と妻はとりあえずタクシーに乗り1軒目の病院に向かったが、そこでは再び発熱を理由に受け入れを拒否された。しかし、弁事処の職員の協(xié)力の下で2軒目の病院では受け入れてもらうことができた。

やはり蟲(chóng)垂炎と診斷され、痛み止めと抗生物質(zhì)の點(diǎn)滴を受けると、翌朝午前7時(shí)ごろには癥狀が改善した。夫婦はその後、手紙とプレゼントを持って弁事処を訪れ、職員に感謝を伝えた。職員はプレゼントの受け取りを辭謝したものの手紙は受け取ったといい、男性は「病狀がひどければ日本で死んでいたかもしれない」と述べ、臺(tái)灣外交部と弁事処に改めて謝意を伝えたという。

聯(lián)合新聞網(wǎng)の記事は臺(tái)灣のネットユーザーのものとして、「無(wú)事で何より。職員さんには良いことがありますように」「無(wú)事でよかった。弁事処の職員さんに感謝だね」「交流がある國(guó)であれば代表処は本當(dāng)に最高の後ろ盾になる」「日本では救急車を呼んでも受け入れてくれる病院がないと意味がない」「日本の病院は高熱が出ていると本當(dāng)に受け入れてくれない。私の友人の赤ちゃんが夜中に熱を出した時(shí)も、多くの病院に受け入れを拒否された」などのコメントを紹介した。（翻訳?編集/北田）