2024年7月16日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語版サイトは「トランプ氏が大統(tǒng)領(lǐng)に當(dāng)選したら、中國(guó)は『最大の敵』になるのか」と題した記事を掲載した。

記事は、トランプ氏が15日にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和黨大會(huì)で、2024年大統(tǒng)領(lǐng)選挙の候補(bǔ)者として正式に指名されたと紹介。共和黨全國(guó)委員會(huì)が1週間前に発表した新しい政策綱領(lǐng)は大統(tǒng)領(lǐng)選に向けたトランプ氏の政策綱要とみられており、その中では中國(guó)に対する最恵國(guó)待遇撤廃、中國(guó)からの必需品輸入の段階的な停止、中國(guó)の機(jī)関や中國(guó)人による米國(guó)內(nèi)の不動(dòng)産?工業(yè)施設(shè)の購(gòu)入禁止、米國(guó)の自動(dòng)車産業(yè)保護(hù)を目的とした中國(guó)からの自動(dòng)車輸入阻止などが盛り込まれていると伝えた。

また、トランプ氏はかねてより、大統(tǒng)領(lǐng)に當(dāng)選した場(chǎng)合すべての輸入品に10％の基本関稅を課し、中國(guó)製品には最大60％の関稅を課すと繰り返し言及していたと指摘した。

さらに、外交分野における共和黨綱領(lǐng)のスローガンが「実力に依存した平和の再構(gòu)築」であり、とりわけ軍事力の強(qiáng)化、同盟関係の再構(gòu)築、中國(guó)への対抗、テロとの戦いを提唱するとともに、唯一中國(guó)を名指ししていると伝えた。

このほか、トランプ氏のパートナーとなるバンス副大統(tǒng)領(lǐng)候補(bǔ)も中國(guó)が米國(guó)にとって最大の脅威だと考えており、15日の指名後インタビューでウクライナ戦爭(zhēng)について「本當(dāng)の問題である中國(guó)に集中できるよう、早く終結(jié)させたい。中國(guó)はわが國(guó)にとって最大の脅威だが、現(xiàn)狀では顧みる時(shí)間がない」と述べ、トランプ氏同様、中國(guó)への強(qiáng)硬な貿(mào)易政策、高い関稅賦課に賛成する立場(chǎng)を示していることを紹介した。

記事は、ドイツの現(xiàn)代中國(guó)研究ニュースサイト「China．Table」が発表した論説の中で「トランプ氏の綱領(lǐng)から判斷すると、外交政策における米國(guó)の主要な敵は中國(guó)のみだ」と分析したことを紹介した。

一方で、中國(guó)人民大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院で米國(guó)問題を研究する金燦栄（ジン?ツァンロン）氏が「トランプ氏が大統(tǒng)領(lǐng)になれば、中國(guó)全體をどうにかしようとするだろうが、同盟國(guó)の支援が得られず、國(guó)內(nèi)でもけん制の動(dòng)きがある中では、心あっても力及ばずの狀態(tài)になるだろう」との見方を示しつつ、「厄介なのは経済貿(mào)易関係。この分野におけるトランプ氏の対中姿勢(shì)は単純かつ粗暴であり、もし中國(guó)に関稅を賦課すれば、米中貿(mào)易関係は致命的な打撃を受けるだろう」と論じたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）