2024年7月18日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中國の船舶輸出が好調(diào)な狀態(tài)を持続しており、今年1?6月の輸出額が前年同時(shí)期の2倍近くに達(dá)したことを報(bào)じた。

記事は、中國工業(yè)?情報(bào)化部のデータで、今年1?6月に中國で建造が完了した船の総量は2502萬トン（積載量換算）、新規(guī)受注量は5422萬トン（同）、手持ちの注文量は1萬7155トン（同）となり、いずれも世界シェアの50％以上を占めたことが明らかになったと紹介。同時(shí)期の船舶輸出額は前年同期比91．1％増と顕著な伸びを見せ、すべての輸出商品中で最大の伸び率になったと伝えた。

その上で、中國の造船業(yè)が今世紀(jì)に入って急速に発展し始め、2008年には年間の完成量、新規(guī)受注量、手持ち受注量の3大指標(biāo)すべてで日本を上回り世界2位になると、10年には韓國を抜いて世界一の造船大國になったとし、以後14年連続で國際造船市場シェア世界一の座を保っていると紹介した。

また、中國商務(wù)部研究院學(xué)位委員會(huì)委員の白明（バイ?ミン）氏が中國の造船業(yè)について、以前は造船大國でありながらもローエンドのモデルに集中しており、日韓両國とは顕著な差があったものの、ここ數(shù)年はハイエンドモデルでブレークスルーを?qū)g現(xiàn)して世界シェアを拡大し、世界の造船産業(yè)で揺るぎない地位を獲得したとの見方を示したことを伝えた。そして、今や新規(guī)受注量は世界の74．7％を占め、スケジュールはすでに27年末までいっぱいの狀態(tài)になっているとした。

記事は、ハイエンド分野での大きな飛躍により日韓を上回り世界トップに立った中國の造船業(yè)の今後について、白氏が「技術(shù)力をさらに高めて製品の付加価値を増やすこと。品質(zhì)を確保した上でコストダウンに取り組み競爭力を高めること。中國の産業(yè)チェーン、サプライチェーンの完全性という強(qiáng)みを十分に生かすこと」などを課題として挙げたことを併せて紹介している。（翻訳?編集/川尻）