中國(guó)南部の広西チワン族自治區(qū)南寧市にあるキューピー百貨店に入りますと、レトロなおもちゃが目を引き、「ウルトラマン」「不二家」「キューピー人形」などのキャラクター人形がきちんと並んでいます?！杆饯郡沥k売したオリジナルキャラクター『不機(jī)嫌な招き貓』のおもちゃは、コレクションに熱中する顧客を店に引き付けるだけでなく、日本でも販売されている」と店主の葛太陽(yáng)さんはインタビューに応じ、こう語(yǔ)りました。

サブカルチャーの大衆(zhòng)化に連れ、「萌え」の特徴があるニッチでレトロな店舗や展覧會(huì)が今年の夏休みに人気を集め、「二次元」（アニメや漫畫に伴う創(chuàng)作物を指すネットスラング）に熱中する若者が必ず訪れる場(chǎng)所となりました。

葛さんが経営するレトロな百貨店は「懐かしい雰囲気」で若者に人気があり、店に並んでいるおもちゃは葛さんが世界各地から探して買ってきた所蔵品で、形態(tài)も産地も異なります。若者は店をぶらぶらしているとよく知っているアニメキャラクターに出會(huì)い、古い時(shí)代のおもちゃから子供時(shí)代の記憶を呼び起こすことができます。葛さんによりますと、販売されている人形の多くは1點(diǎn)もので、數(shù)十年前からすでに生産を停止しており、リピート販売が難しいです。このため、ゲーマーから店主になった彼女は、経験を元にオリジナルキャラクターの「不機(jī)嫌シリーズ」招き貓のおもちゃを開(kāi)発?発売し、東京に出展しました。かわいいキャラクターと鮮やかなペイントで國(guó)內(nèi)外のおもちゃ愛(ài)好家を魅了したということです。

もう一人の女性?蒙慧霞さんは、広西で3軒のレトロショップを経営しています。店にはレトロなおもちゃやレトロなキャラクターのアクセサリーなどの古い品物や、今話題の「ちいかわ」など日本の漫畫キャラクターの派生品を主に販売しています。蒙さんによりますと、店を訪ねるのは多くが青少年で、彼らは「二次元」とサブカルに熱中し、自分たちが好きなキャラクターを推奨しています。國(guó)內(nèi)外でアニメキャラクターが次々と生まれるに連れ、派生商品も続々と発売され、どのようにして顧客の心理的な期待に合う商品を選ぶかは容易ではないということです。このため、蒙さんは夏休みにキティのアフタヌーンティーのテーマを設(shè)け、「萌え」要素を取り入れた撮影コーナーやプリクラの撮影體験などのサービスを提供し、消費(fèi)者の好みを探り、よりよい體験を提供できるように努めています。（提供/CRI）