日本の駅で出會ったおばあさんに驚き!「中國なら考えられない」―中國人女性

Record China    2024年7月24日(水) 22時0分

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華字メディア?中文導(dǎo)報はこのほど、日本で出會った高齢女性についてつづった中國人女性の手記を掲載した。寫真は國立競技場。

華字メディア?中文導(dǎo)報はこのほど、日本で出會った高齢女性についてつづった中國人女性の手記を掲載した。以下はその概要。

先日、東京體育館に全日本武術(shù)太極拳選手権大會を見に行った。大江戸線に乗り「國立競技場前」で降りて改札口へ向かうと、後ろにいたおばあさんが「國立競技場はどちらですか?」と尋ねてきた?!杆饯庑肖蓼工韦且痪wに行きましょう」と伝えようとした矢先、また「津田塾(大學(xué))はどちらでしょうか?」と尋ねてきた。混亂した私が改めて行き先を確認(rèn)すると、「代々木病院」だと言った。津田塾大學(xué)の近く、どの出口から出ればいいか分からなかったようだ。

彼女は歩くのが遅く、私は急いでいたので置いて行こうかという思いが頭をよぎった。しかし、おばあさんが小さなリュックサックを背負(fù)ってつえをついて歩いているのを見て、やはり「一緒に行きましょう」と言った。長年香港で一人暮らしをしていた母が道行く人に助けてもらっていたのを思い出したのだ。迷った時に道案內(nèi)してくれた人、コロナ禍でマスクをくれた人、簡単に言えば一種の善意の循環(huán)。こうすべきと思っただけだった。

道すがらおばあさんと話をした。お年が88歳と聞いて驚いた! 月に一度、自分で電車に乗って通院しているという?!袱蝗摔悄氦椁筏皮い毪韦扦工俊工嚷劋?、「子どもと一緒に住んでいます。でも、子どもは晝間は仕事でいないから自分で出掛けるのよ」と話した。別れ際に「こんなに元気なお姿を友人に見せたいので」と寫真撮影をお願いしたら、「ちょっと恥ずかしいわ」と言いながら快諾してくれた。

一緒に歩いた道のりは數(shù)百メートルほど。おばあさんの歩くスピードはゆっくりだったが、足取りは安定していた。外は雨が降っていた。彼女は片方の手でつえをつき、もう片方の手で傘を差し、前には斜め掛けのかばんを持ち、背中にはリュックサックを背負(fù)っている。これが中國であれば、考えられないことだろう。88歳の高齢者が自分で地下鉄に乗って病院に行くなんて。

10年ほど前、70歳になったばかりの母はまだ元気で、リュックサックを背負(fù)って旅行に出かけるのが好きだった。雲(yún)南省や広西チワン族自治區(qū)を旅して回り、三峽(長江)の船に乗って重慶にも行きたいというので、私がネットで船のチケットや(湖北省)宜昌市のホテルを予約した。ちゃんと船に乗れるように、ホテルに電話をして乗船位置までの行き方を確認(rèn)、當(dāng)日朝に母に道を教えてやってほしいと伝えた。

母が一人だと知ったホテルスタッフに「えっ、70歳の高齢者を一人で外出させるなんて」と言われ、少し恥ずかしい思いをした。幸い母は船旅を楽しみ、重慶に到著した時にはかつてのクラスメートが迎えに來てくれた。でも、私は中國國內(nèi)の感覚では、70歳の人の旅行には誰かが付き添わなければならないのだということを意識した。

親孝行、一家だんらん、家族繁栄はもちろん素晴らしいことだが、もし條件が許さなければ、つまり核家族や獨居老人ならどうなるのだろう。冷たいように思えるかもしれないが、日本の高齢者の多くが心の中に「自分の面倒は自分で見る」という獨立した自由感を持っている。このおばあさんが、子どもが仕事で出掛けるのを終始うれしそうに話していたように。

とはいえ、一人で出掛けると路上でもさまざまな困難に遭遇する。日本では2020年に高齢獨居世帯が672萬世帯となり、40年にはこの數(shù)字は896萬世帯に増加するとされている。20年の中國の人口統(tǒng)計では、単身世帯のうちの3割が60歳以上だった。この數(shù)字を見ると、どうしても心配になってしまう。(翻訳?編集/北田

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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