2014年9月3日、中國のネット上に「なぜ臺灣人は熱狂的な親日家なのか」と題した記事が掲載された。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國では多くの人が臺灣人と日本との間の親密な信頼関係を理解できず、このような関係を受け入れることを拒否する。

韓國の漫畫家によると、世界中の多くの民族は島の民族、半島の民族、大陸の民族に分類できる。臺灣は韓國と同様に、大陸の國家である中國と島の國家である日本の文明の両方の影響を受けており、臺灣の選択は必ずこの二者の間からなされる。

遺憾なことに、清王朝は外來王朝で領土問題に関する政策がひどく深刻で、でたらめであった。清が臺灣に採った政策により、臺灣の土地はやせこけ、荒れ果てた。しかし日本の臺灣に対する態(tài)度は明らかに違った。それは同じ島の民族として相互性があったからである。

日本統(tǒng)治下の臺灣の発展は目覚ましかった。関東軍が中國東北部で行ったのと異なる點は臺灣への最大の投資である教育だ。粗野で原始的な生活から突然西洋的な作家、畫家、詩人、歯科醫(yī)、地質調査隊、農(nóng)薬研究員、物理學者が誕生し、化學工場、病院、浄水場や上下水道などのインフラが整備されたのも日本統(tǒng)治下によるものだ。

「解放者」と稱した國民黨軍が大陸から渡ってきた時、本省人（臺灣人）が優(yōu)越感に浸り、帰屬意識が生まれるのは自然のことであった。後に発生した二?二八事件（本省人と大陸から渡ってきた外省人との大規(guī)模な抗爭）は臺灣において、外來政権による日本統(tǒng)治下で育まれた臺灣本土の知識、科學、文化方面のエリートの追放であるとされている。このように、二つの文明がぶつかり合った狀況下で臺灣人がこのような選択をしたのは歴史のいかんともし難い選択である。（翻訳?編集/酒井）