パリ五輪卓球混合ダブルスで優(yōu)勝した中國(guó)の王楚欽（ワン?チューチン）のラケットがカメラマンに踏まれ、壊された騒動(dòng)で、王楚欽がラケットを床に置いていたわけではないことが分かった。

30日に行われた決勝で、中國(guó)の王楚欽/孫穎莎（スン?インシャー）ペアが北朝鮮の李正植（リ?ジョンシク）/金琴英（キム?グムヨン）ペアを下して金メダルを獲得。コート內(nèi)で國(guó)旗を掲げて観客の聲援に応えていた王楚欽だが、その後、ベンチに戻った際に自身のラケットが壊れているのに気付き、怒りをあらわにした。

直前には、コート內(nèi)で國(guó)旗を掲げる王楚欽と孫穎莎を撮影するため、複數(shù)のカメラマンが中國(guó)側(cè)のベンチに入り込んでいた。別角度からの映像では、2人を撮影していた青いベストを著たカメラマンが突然、足元を気にした直後に、それに気付いた中國(guó)のコーチが王楚欽の折れたラケットを拾い上げる様子が映っている。

中國(guó)のネット上ではカメラマンや運(yùn)営スタッフへの非難の聲が殺到する一方、「大事なラケットをそこらへんに置いておくのが悪い」といった王楚欽への批判も寄せられた。

しかし、その後フォロワー500萬(wàn)の有名ブロガーが現(xiàn)場(chǎng)を後方からとらえた寫真を中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）に投稿した。寫真には、開(kāi)いた白いスーツケースの上にタオルなどと共に折れ曲がったラケットが乗っている様子が確認(rèn)できる。コート內(nèi)を撮影するカメラマンの足も寫っていることや、踏まれた直後に中國(guó)のコーチがラケットを拾い上げていることから、この寫真はラケットが踏まれた直後に撮影されたものであることがうかがえる。

同ブロガーは「王楚欽を批判する人がいるようだが、ラケットは床に置かれていたわけではなく、スーツケースの上に置かれていたのに踏まれて、壊されたのだ」とし、「カメラマンの低レベルなミスを選手のせいにしてはならない」と訴えた。（翻訳?編集/北田）

＜卓球＞カメラマンに踏まれて壊れた王楚欽のラケット、「そこらへん」に置いていたわけではなかったhttps://t.co/mJIlfzWM8T pic.twitter.com/KA2b7RNuta

— 中國(guó)動(dòng)畫 (@RC00547555) July 31, 2024