Record China 2024年8月11日(日) 10時0分
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パリ五輪に出場したバドミントンの志田千陽選手(寫真)は、中國でも「人気爆発」の狀態(tài)だ。中國情報サイトの網(wǎng)易は、ルックスの良さだけでは説明できないとして、中國人が感じる志田選手の魅力を論じた。
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パリ五輪にバドミントン女子ダブルスで出場した志田千陽選手は、中國でも「人気爆発」の狀態(tài)だ。松山奈未選手と組んだ「シダマツ」ペアは3位に終わり、優(yōu)勝したのは中國の陳清晨/賈一凡ペアで、2位は劉聖書/譚寧ペアだった。しかし中國では、「志田選手が金メダルを獲得するのを見たい」とするネット投稿が相次いだという。志田選手についてはよく、「ルックスのよさ」が語られるが、中國情報サイトの網(wǎng)易は「わが國における人気の理由はそれだけではない」と論ずる記事を発表した。以下は、同記事の主要部分を再構(gòu)成したものだ。
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最終段階に入ったパリ五輪だが、今年の日本人選手で「最大の勝者」は志田千陽選手だ。金メダルは取れなかったが、知名度や広告価値は急上昇した。
志田選手でまず感じるのは、甘い笑顔と優(yōu)美な打撃フォームだ。アジアを中心に人気を博し、特に中國では極めて多くの人に好まれるようになった。ネットでの人気はうなぎのぼりで、優(yōu)勝した選手以上だ。志田選手はネット投票で「バドミントン界最強(qiáng)の美少女」に選ばれたことがある。まず、そのよく笑う姿が中國人の気持ちをつかんだ。中國人選手が強(qiáng)い競技としては意外なことに、多くの中國人が「志田千陽選手が金メダルを獲得するのを見たい」と斷言した。
もちろん競技場では、実力こそが冷厳な原則だ。中國の陳清晨/賈一凡ペア、劉聖書/譚寧ペアは、人々の期待にたがわずに中國勢として金銀のメダルを獨占した。
テニスなどでは、女子を含めて試合に敗れた選手がラケットをコートに叩きつけるなどの行為が目立つ。志田選手は違う。試合に敗れた直後に「楚々とした様子」で涙を流した。志田選手にとっては気の毒な話だが、「梨花帯雨(美女が悩み苦しむ風(fēng)情)」によって、多くの人の検索対象になった。かつての卓球の福原愛選手も、中國人選手に敗れて泣いたことで、中國での人気が大きく高まった。志田選手についても、同じ構(gòu)図だ。
さらに興味深かったのは、3位入賞者として表彰臺に上がった際に、優(yōu)勝ペアを稱えて中國國歌が流れると、志田選手が中國人選手に従って、曲を口ずさんだことだ。中國ペアになかなか勝てない志田の脳裏には、このメロディーが刻まれているようだということだ。
志田選手の畫像や動畫は試合後に、ネットの多くのSNSで広がって、一夜にしてフォロワー數(shù)が100萬人を突破した。志田選手の広告価値に改めて注目した企業(yè)も多い。
志田選手はパリ五輪出場前からすでに有名で、日本のメディアは「秋田美人」「バドミントン界の永野芽郁」と評していた。日本では「秋田美人」「京都美人」「博多美人」が「三大美人」とされている。われわれ中國人が西施や貂蟬に抱くイメージにやや似た面がある。
他の多くのスポーツ選手と違って、志田選手はスポーツ一家の出身ではなく、父親は僧侶だ。志田選手は子供の時から寺の中で育ってきたからこそ、いつも純粋で天真爛漫な雰囲気を周囲に與えるのかもしれない。
志田選手と松山奈未選手のペアは2015年に結(jié)成された。2人のコンビネーションが亂れることはないが、日本國內(nèi)でも世界選手権でも、獲得できたのは銀メダルや銅メダルで優(yōu)勝とは縁がなかった。また、21年開催の東京五輪では出場を逃した。しかし2人はくじけずに力を伸ばし続け、22年には國際バドミントン連盟の世界ランキングで自己最高の2位に達(dá)した。
また、英國オープンやインドオープン、中國マスターズ、ワールドツアーなどでは優(yōu)勝を果たし、「なかなか抜きん出ることができない窮地」に別れを告げた。決勝で中國ペアに遭遇しなければ、志田選手は世界一になる。
志田選手はパリ五輪の試合が終了した後に、ペアを組む松山選手とのツーショット寫真をたくさん投稿した。まるで姉妹であるような畫像からは溫かみを感じた。志田選手はさらに、パリ滯在中に中國の選手と遊ぶ様子も紹介した。特に、「偶像として尊敬する」譚寧選手とのツーショット寫真では「怒濤の大量投稿」をした。
中國で劉聖書/譚寧ペアの人気は高い。劉選手はおおらかで外向的だが、譚選手は悠然としていて気配りが細(xì)やかだ。志田選手と一緒にいる譚選手は優(yōu)しくて覇気のある「姉さん」のようで、ツーショット寫真の畫面では、完全に「ボーイフレンド然」としている。志田選手と譚選手は兎子警官(ウサギ警察官)などの人気キャラクターを二人で真似する畫像も投稿した。まさに「デート感満載」だ。志田選手は投稿に、再會を楽しみにしていることも書き添えた。志田選手は、中國人選手の人格面の魅力と実力を愛しており、さらに金メダルを獲得した相手を慕っているのだろう。
志田選手が競技場で、譚選手の前で泣いた回數(shù)は、おそらく友達(dá)やコーチの前で泣いた回數(shù)の合計よりも多い。志田選手の夢の中には譚選手がしばしば出てくるような気さえする。二人は一種の「縁」で結(jié)ばれているのではないか。(翻訳?編集/如月隼人)
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