臺灣の俳優(yōu)ウー?カンレン（呉慷仁）が中國ドラマに初出演し、中國の女優(yōu)スン?リー（孫儷）と共演するのではないかと報じられた。

41歳のウー?カンレンは、臺灣ドラマ「秋のコンチェルト」で注目された後、近年は「悪との距離」「華燈初上－夜を生きる女たちー」をはじめさまざまな話題作に出演。昨年はマレーシア映畫「富都青年」で臺灣版アカデミー賞?金馬奨の最優(yōu)秀主演男優(yōu)賞を受賞した。

時代劇ドラマ「宮廷の諍（いさか）い女」などで知られるスン?リーを起用するサスペンスドラマ「執(zhí)迷」の制作がすでに明らかになっているが、この作品にウー?カンレンが出演して中國ドラマデビューするのではないかと臺灣メディアが報じたことで、満を持しての挑戦になると注目を集めている。

「執(zhí)迷」は、中國映畫「海洋天堂 Ocean Heaven」や「めぐり逢いの予感/北京ロマンinシアトル」といったヒット作の腳本?監(jiān)督を務(wù)めたシュエ?シャオルー（薛暁路）監(jiān)督の作品。今年9月にクランクイン予定で、自殺によって親友を失った女性大學(xué)教師と、その死に絡(luò)む事件とマインドコントロールを主軸に描くストーリーと紹介されている。

當(dāng)初、同じく臺灣の俳優(yōu)ヴィック?チョウ（周渝民）の起用も報じられたが、その後ウー?カンレンの名前が浮上し、現(xiàn)在は公式発表が待たれている。だが、ウー?カンレンとスン?リーの新鮮な顔合わせに期待が集まる中、一部ではウー?カンレンについて政治的な立場を懸念する聲もある。今年、北京國際映畫祭では「富都青年」と香港映畫「但願人長久」のウー?カンレン主演2作を上映予定だったが、技術(shù)的な問題などでいずれも取り消しとなった點も注目されている。（Mathilda）