2024年8月20日、仏國際放送局RFI（ラジオ?フランス?アンテルナショナル）の中國語版サイトは、中國が飛行機(jī)に代わる超高速鉄道の実現(xiàn)に向けて再び少し前進(jìn)したと報(bào)じた。

【その他の寫真】

記事は、山西省大同市にあるリニアモーターカー実験施設(shè)で今月上旬、「リアルな人間のサイズ」の模型を乗せた超高速走行試験が行われたと紹介。試験は専用設(shè)計(jì)の格納容器內(nèi)に作った長さ2キロのトンネルで行われ、時(shí)速620キロ以上の速度を?qū)g現(xiàn)したと伝えた。

また、実験を進(jìn)めている新型リニアの設(shè)計(jì)速度は飛行機(jī)の巡航時(shí)速約900キロを上回る時(shí)速1000キロとなっており、実現(xiàn)すれば約1500キロ離れた北京市と上海市をわずか1時(shí)間半で結(jié)ぶことができるようになると説明。プロジェクトを擔(dān)う中國航天科工集団のエンジニアたちが現(xiàn)在、車輪と軌道の間の摩擦力や、車體上の空気抵抗という軌道交通が直面する二つの大きな問題を解決する超高速鉄道技術(shù)の開発に取り組んでおり、新たな技術(shù)競爭市場の一角を占拠しようとしていると紹介した。

記事はさらに、超高速鉄道をめぐっては米テスラのイーロン?マスクCEOが2013年に真空チューブ鉄道「ハイパーループ」の構(gòu)想を打ち出して世界各地のエンジニアや投資家の想像力を引き立てたと紹介する一方で、このプロジェクトは10年経った現(xiàn)在も実用化の兆しは見えず、システム開発を擔(dān)っていたハイパーループ?ワン社が昨年末に事業(yè)閉鎖されてプロジェクトが事実上頓挫したと見られることを伝えた。（編集?翻訳/川尻）