中國(guó)映畫「紅樓夢(mèng)之金玉良縁」の公開以來の慘たんたる數(shù)字が注目される中、ヒロインの1人を演じた女優(yōu)チャン?ミャオイー（張淼怡）が、批判の聲に対して中國(guó)のSNS?微博（ウェイボー）に長(zhǎng)文を投稿した。

2018年に撮影され、翌年完成した「紅樓夢(mèng)之金玉良縁」は16日、5年越しでスクリーンに登場(chǎng)した?！赣赫醭工洹笣h武大帝」など數(shù)々のヒットドラマを手がけたフー?メイ（胡玫）監(jiān)督がメガホンを執(zhí)り、グアン?シャオトン（関暁彤）、ビエン?チョン（辺程）らのほか、「紅樓夢(mèng)」のヒロインの1人として知られる林黛玉（りん?たいぎょく）役で、當(dāng)時(shí)新人だったチャン?ミャオイーが出演。これがデビュー作となっている。

16日に劇場(chǎng)公開をスタートしたが、初日の興行収入は169萬5000元（約3400萬円）、21日には公開6日目にして同470萬元（約9600萬円）と數(shù)字がふるわず、ネット上ではそのストーリーや人物描寫、さらには衣裝や小道具など美術(shù)面に至るまで、批判の聲ばかりが目立つことに。また、はかない美少女のイメージが浸透している林黛玉を演じたチャン?ミャオイーにも、「醜い」「ミスキャスト」などといった厳しい批判の聲が上がっている。

チャン?ミャオイーは20日、ウェイボーに長(zhǎng)文を投稿。公開以來の批判の高まりについて、「さまざまな聲があるのは心の中で覚悟はしていたけれど、ここ數(shù)日は本當(dāng)につらい」と心情を告白している。

同投稿では、7年前に同作での起用が決まった時(shí)の喜びをつづるとともに、「醜いと批判されても、これが私の顔なので変えられない。中身がないと言われても、人生は経験を積んで成長(zhǎng)するものだから、鍛錬が私を成長(zhǎng)させてくれると思う」と記し、さらに林黛玉役を引き受けたことに後悔はないことを語り、「この役を忘れず、今後も常に自分を戒め勵(lì)ましたい」としている。

製作費(fèi)2億元（約41億円）超えと報(bào)じられる「紅樓夢(mèng)之金玉良縁」の大コケが注目を浴びる中、フー?メイ監(jiān)督も20日、ウェイボーに長(zhǎng)文を投稿して、批判ではなく誹謗（ひぼう）中傷の聲が高まっていることに懸念を示している。（Mathilda）