2024年8月23日、韓國?韓経ビジネスによると、今月初めに仁川（インチョン）市內(nèi)のマンション地下駐車場でベンツEV（電気自動車）の火災(zāi)が発生したのを機に、ベンツに対する韓國世論が悪化しイメージが急落していると伝えた。

ベンツEV火災(zāi)に続き、忠清南道の駐車場でも起亜自動車のEVが火災(zāi)を起こし、多くの完成車メーカーがEVに使用しているバッテリーのメーカーを公開した。その結(jié)果、ベンツEVの約90％が安価な中國製バッテリーを使用していることが分かった。現(xiàn)代?起亜自動車の場合は80～90％が韓國製バッテリーを使用している。中國製バッテリーは韓國のバッテリーメーカー3社に比べ20～30％以上価格が低い。

ベンツEVの一部モデルには、中國內(nèi)でも「非主流」扱いのメーカー、孚能科技（ファラシスエナジー）の製品が使用されているという。仁川火災(zāi)の車両（ベンツEQE）もバッテリーは同社製だった。外信などによるとファラシスは中國內(nèi)で販売量10位圏內(nèi)にとどまり、技術(shù)力も上位メーカーより劣るとされる。同社製品は中國內(nèi)でも火災(zāi)問題を起こしているほか、同社製品を使用したEV約3萬臺がリコール対象となったこともある?！钢袊蜤Vメーカーでさえ同社製品を積極的に使用したがらない」と記事は伝えている。今回のバッテリーメーカー公開で、ファラシス製品を使用していた輸入車ブランドはベンツのみだった。

ベンツEVの所有者からは「國産車より2倍以上高いベンツを買ったのに、中身は安い中國製品が入っているとは」「最初からバッテリーメーカーを明かさずにEVを販売したのは消費者に対する欺瞞（ぎまん）だ」などの聲が上がっており、集団訴訟を考えている人たちもいるという。

また、火災(zāi)発生後のベンツコリアの対処も消費者の怒りを買ったと指摘されている。

立て続けのEV火災(zāi)で大衆(zhòng)に不安感が広がるなか、政府が完成車業(yè)界にEVバッテリーのメーカー公開を要求したところ、問題の中心にいるベンツコリアは企業(yè)秘密を理由に拒否。一方、他社は公開を快諾しており、「メーカーを公開できないのは何か理由があるのでは」というベンツに対する疑惑が広がったという。その後、ベンツも慌ててバッテリーメーカーを公開したが、その結(jié)果、ほとんどのEVが中國製品を使用していたと分かり、さらに大きな批判を招く結(jié)果となった。

この問題により「上辺はドイツ企業(yè)だが、事実上の中國企業(yè)だ」としてベンツのイメージと信頼は急落しており、EVだけでなく內(nèi)燃機関車の販売にも悪影響が出るのではとの見方も出ている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「高級車の中身が中國製の、中でも特に安かろう悪かろうのバッテリーだということから、ベンツの経営方向がうかがえる。かつてドイツ車は名品だったが、今や粗悪な中國車に成り下がった」「中國資本が入った瞬間にもう終わってる」「中國マネーが入って崩壊しない企業(yè)はない。何があっても中國とは手を結(jié)んじゃいけない」「中國が手を出してうまくいったものなどない」「名聲を得るには長い年月がかかるが、失うのは一瞬だね」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/麻江）