2024年8月25日、香港メディアの香港01によると、中國(guó)版TikTok?抖音（ドウイン）でアニメグッズ販売店を運(yùn)営する貓児グッズ店が「呪術(shù)廻戦」の関連商品を撤去すると発表した。

記事によると、同店の店主はもともと「呪術(shù)廻戦」のファンとみられ、関連商品を多く取り扱っていたが、芥見氏がこのほど「僕のヒーローアカデミア」の原作者?堀越耕平氏に向けて「連載完結(jié)を祝う発言」をしたことが店主の怒りを引き起こしたという。芥見氏と堀越氏は親しい友人であり、作者コメント欄でやりとりをしたり、互いの作品のイラストを描いたりするなど、以前から交流が話題になっていた。

同店の聲明文には「今朝、『呪術(shù)廻戦』の原作者?芥見下々氏が、反中作品『僕のヒーローアカデミア』の連載完結(jié)を祝うコメントを発表したことを確認(rèn)いたしました」と記され、「『僕のヒーローアカデミア』に関わる『731部隊(duì)事件』の重大さと悪質(zhì)さを鑑み、當(dāng)?shù)辘扦稀簠庑g(shù)廻戦』関連商品を一時(shí)的に販売停止といたします。今後、この情報(bào)が事実であると確認(rèn)された場(chǎng)合、當(dāng)?shù)辘悉长欷椁紊唐筏蛴谰盲素湁油Ｖ工趣工胗瓒à扦?。引き続き、當(dāng)?shù)辘先·陹Qう商品をより厳格に選定してまいります。皆さまのご理解とご支援に感謝申し上げます」とつづられている。

記事は、「僕のヒーローアカデミア」が反中作品と批判された経緯は2020年にさかのぼるとし、「同作品に登場(chǎng)する『志賀丸太（しがまるた）』という名前のキャラクターが、第2次世界大戦中に舊日本軍の731部隊(duì)が中國(guó)人や韓國(guó)人などの捕虜を丸太になぞらえて『マルタ』と呼び、人體実験を行っていたことを想起させると指摘され、この名前が過(guò)去の戦爭(zhēng)の傷をえぐるものだとして、X（舊ツイッター）上で炎上し、中國(guó)や韓國(guó)の多くの人々が作品をボイコットする事態(tài)に発展。その結(jié)果、発行元の集英社と堀越氏が謝罪文を発表した」と説明した。

集英社は當(dāng)時(shí)の謝罪文で、「『志賀』は他の登場(chǎng)人物名の一部から、『丸太』はその外見から命名したもので、過(guò)去の歴史と重ね合わせる意図は全くありませんでした。しかしながら、『悪の組織の醫(yī)師』というキャラクター設(shè)定とこれらの名前が合わさった結(jié)果、中國(guó)をはじめ海外の読者の皆さまに不快な思いをさせてしまいました」と謝罪。以降は同キャラクター名を「殻木球大（がらききゅうだい）と変更している。（翻訳?編集/巖田）