バナナは安全！SARSなど相次ぐデマ払拭狙い市民に無料配布―北京市

2007年7月2日、北京市で「第1回広東?海南産バナナウイーク」が開催された。これはデマの影響で大打撃を受けている広東?海南産バナナの売り上げを助けるため、ある企業(yè)グループが中國農(nóng)業(yè)部、広東省農(nóng)業(yè)庁、海南省農(nóng)業(yè)庁と合同開催したもの。両省からは2000tものバナナが仕入れられた。

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中國では今年3月ごろ、「バナナのがん」と言われる植物病「パナマ病」が発生し、多くの消費者がバナナに発がん性物質(zhì)があると誤解した。また、4月末ごろからは「バナナにSARSウイルスに似たものが含まれている」とのデマメールが出回った。そのため、バナナの売り上げは大幅に減少し、バナナの主要産地である広東省や海南省などではバナナ価格の大暴落にもつながった。

オープニングセレモニーでは農(nóng)業(yè)部幹部、北京市商務(wù)局副局長、広東?海南両省の農(nóng)業(yè)庁職員などがバナナを食べ、安全性をアピールした。また、集まった市民にはバナナが無料で配られた。(翻訳?編集/藤野)