中國SNSの微博（ウェイボー）にこのほど、「中國國內(nèi)で多くの日本料理店が苦境に立たされている」との話題が登場した。

この話題について、中國メディアの頭條新聞はポッドキャストで人気のユニットが開いた焼き鳥酒場が最近、立ち上げから1年半で閉店したことを説明。経営側(cè)によると、今年はずっと赤字続きで5月の売り上げは前年同月に比べ30％下がった。夏の繁忙期に逆転の希望を託して低価格メニューを打ち出すなどしたものの、あまり効果はなかったという。

また、浙江省杭州市內(nèi)にある客単価400元（約8000円）程度のレストラン約100軒の統(tǒng)計を取ったあるブロガーは、リスト內(nèi)の40軒がすでに倒産していること、うち半分近くを日本料理店が占めていることに最近気付いた。

今年の狀況について、「消費の格下げがもたらした衝撃は去年の日本の処理水放出より大きい」との意見は少なくないという。

頭條新聞はネットユーザーに向けて日本料理店を利用する頻度を問うアンケート調(diào)査も実施しており、中國のネットユーザーからは処理水の問題に言及するコメントや、「そういえば確かにここ數(shù)年は行くことが減った。學(xué)生時代は大好きだったのに」「全體的に言えば日本料理は比較的単調(diào)」「答えは簡単。値段が高すぎる」「日本料理を食べるのが減ったのはまずいからではなく、すごく高くて量が少ないから。高くて手が出ない！」「高いから頻繁には行けないが、それでも月に1回は食べる」「地元のスシローは毎日行列だ」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/野谷）