K-POPが日本を席巻したのに続き、今度はJ-POPが韓國(guó)に上陸し始め、両國(guó)の間にあった「文化の國(guó)境」は既に崩れてしまった。韓國(guó)紙は「若者たちの間では相手の國(guó)への好奇心や文化的関心を表現(xiàn)するのをためらうような風(fēng)潮は全くない」と報(bào)道?！溉粽撙郡沥线^(guò)去の歴史にとらわれていないようだ」との専門家の見方を紹介した。

朝鮮日?qǐng)?bào)によると、日本のアイドルグループが多數(shù)出演する韓國(guó)初のJ-POP音楽フェスティバルが11月8日から三日連続で京畿道一山のKINTEX HALLで開催される。日本のアイドルグループAKB48、新しい學(xué)校のリーダーズなど17組が來(lái)韓する。7月30日、出演者の一部だけが公表された狀態(tài)でチケットが発売されたが、わずか5分で完売した。

日本最大の蕓能プロダクション、ジャニーズ事務(wù)所（現(xiàn)?STARTO ENTERTAINMENT）出身の7人組ボーイズグループ「なにわ男子」は來(lái)年1月11、12の両日に仁川のインスパイアアリーナで単獨(dú)來(lái)韓公演を開催する。2008年にボーイズグループ「嵐」が二日間にわたる4回の公演で3萬(wàn)人の観客を動(dòng)員し、J-POPの最多観客動(dòng)員數(shù)を記録したが、今回なにわ男子はその記録を破るものとみられている。

最近、東京ドームでは韓國(guó)のガールズグループ「NewJeans」が二日間の公演で約9萬(wàn)人の観客を集めた。文化評(píng)論家のイ?ムンウォン氏は「両國(guó)の若者たちは過(guò)去の歴史にとらわれていないようだ」として「韓日間の文化交流に政治的狀況が影響を及ぼしにくい狀態(tài)になってきた」と説明した。

韓國(guó)はこれまで「J-POPの禁域」とされていた。1998年に金大中（キム?デジュン）政権が日本文化の開放措置を宣言。2004年に全面開放されたが、韓國(guó)のテレビやラジオで日本の音楽を聞くのはほとんど不可能だった。

しかし、YouTubeや動(dòng)畫配信サービス、音楽プラットフォームなどで音楽を自由に選んで聞けるようになり、自発的なファンダム（熱狂的なファンの集団）が生まれた。評(píng)論家のイム?ヒユン氏は「かつては韓國(guó)で日本の音楽に觸れる機(jī)會(huì)自體が少なかったが、最近ではTikTokやYouTubeなど多様なソーシャルメディアを通じて音楽の國(guó)境が急速に消え始めている」と述べた。

韓國(guó)の音楽配信市場(chǎng)にもJ-POPの人気が反映されている。韓國(guó)の音楽配信サービス「ジニーミュージック」で利用者のJ-POP再生回?cái)?shù)を分析した結(jié)果、前年に比べて93％も増えたことが分かった。韓國(guó)歌謡を含むジャンル別の鑑賞比率では、J-POPが1．2％でジャズ（0．6％）とクラシック（0．7％）を上回った。18年の時(shí)點(diǎn)ではJ-POPの割合はわずか0．4％だった。

世界最大の音楽配信サービス「Spotify」も今年7月に韓國(guó)のユーザーによるJ-POPの月間再生回?cái)?shù)が前年同期比で40％増加したことを明らかにした。J-POPが好きだというパクさん（29）は「2、3年前までは日本の音楽を聴いていると『オタク』とからかわれたものだが、今では街でJ-POPが流れていて隔世の感がある」と話した。（編集/日向）