臺灣メディアのETtodayは29日、臺風(fēng)が迫る中で富士山に登った臺灣人女性が救助を要請する事態(tài)になり、「日本のネットユーザーから怒りの聲が上がっている」と報じた。

記事は、「今年10個目の臺風(fēng)が日本に接近し、28日には日本の気象庁が一部地域に特別警報を発令した」と説明。「そうした中、前日には臺灣人観光客が富士山で負(fù)傷し、救助隊(duì)員に背負(fù)われて下山する出來事が起きた」と伝えた。

そして、日本の報道を引用し、27日午前9時ごろに富士山を下山中の63歳の臺灣人女性が、7合目付近で足首を負(fù)傷して身動きが取れなくなり、通報を受けた山岳遭難救助隊(duì)の隊(duì)員が駆け付け、女性を背負(fù)って5合目まで下山したことを説明。「女性は10人余りのグループで登山に參加し、26日は山小屋で過ごしたが、當(dāng)時現(xiàn)地の天気は悪かった」と伝えた。

ETtodayの記事は、この騒動に関する日本のネットユーザーの反応として、「こんな天気で富士山に登るとか馬鹿なの？」「臺風(fēng)が來ている時に救助隊(duì)を出さない方がいい。救助隊(duì)が危険にさらされる」「外國人登山者の救助が多すぎる。入山料を多く取るか、救助費(fèi)を取るべき」「救助にかかる費(fèi)用はわれわれの稅金から出ている。救助は有料化すべき。無謀な登山をする外國人のために稅金を収めたくない」といったコメントを紹介した。

一方で、「狀況はよく分からないが、助かって良かった」「ほとんどの人がだいたいの天気予報しか見ない。同様の事故を無くしたいのなら、まず富士山オフィシャルサイトで山岳天気予報を無料提供するべき」との意見も見られたと伝えている。（翻訳?編集/北田）