香港メディアの香港01は3日、香港人一家が日本で入國(guó)拒否された事案について伝えた。

記事は、「レンタカーを借りて自ら運(yùn)転する旅行は融通が利きやすく、遠(yuǎn)くの観光地にもいくことができる上、交通費(fèi)も新幹線より低く抑えられることが多いため、日本旅行に行く香港人の多くが利用している」とする一方、「日本と香港とでは交通ルールが異なるところがあり、毎年多くの観光客が（日本で）違反をし、交通事故も起こしている」と指摘した。

その上で、フェイスブックの「日本ドライブ旅行情報(bào)」グループに投稿された?jī)?nèi)容を紹介。それによると、投稿者（日本に滯在）が案內(nèi)する予定だった香港人一家4人を関西國(guó)際空港まで迎えに行ったところ、一家がなかなか外に出てこず。2時(shí)間余りが経過(guò)した後、本人から「小さな暗い部屋に入れられた。入國(guó)を拒否された」との“怒りの電話”があったという。

話によると、一家の1人である香港人男性が前回日本を旅行した際にレンタカーで50キロ超過(guò)のスピード違反をし、罰金を科された記録があったことから、今回の入國(guó)が拒否されたとのことだった。男性は投稿者に対して、「（立ち入り禁止區(qū)域に）入ってきて手伝ってほしい」「ホテルのキャンセル料を払ってほしい」と要求したほか、「大金をはたいてホテルを予約した。日本には自分を拒否する権利などない。日本政府は人権を侵害している」などと不満をまくしたてたという。

入國(guó)を拒否されたのは一家のうち男性だけだったが、最終的に家族4人共香港に戻ることにし、加入している旅行保険で保険會(huì)社に賠償を求めるつもりだという。投稿者は「國(guó)際免許証は違反しても減點(diǎn)されないと思っているかもしれないが、入國(guó)を拒否されることがある」と注意を呼び掛けている。

記事によると、あるネットユーザーからは「スピード違反の罰金を払っていなかったから入國(guó)を拒否されたのでは？」との疑問(wèn)が提起されたが、投稿者は「罰金はすでに払った。速度超過(guò)があまりにひどく、再犯の危険が高いと判斷されたら、入國(guó)を拒否されるかもしれない」と返答した。また、ほかのユーザーからは「50キロオーバーは狂ってる」「自業(yè)自得。スッキリする」「日本當(dāng)局はよくやった。こういう輩には注意した方がいい」などの聲が上がった。

一方で、「自分も日本で速度超過(guò)したことがある」というユーザーも少なくなく、「入國(guó)拒否は厳しすぎる」「私は毎回30～50キロオーバー」「制限速度が80キロなら、130キロ出すのは普通」「地元の車もすっ飛ばしているし、制限速度を守ると後ろに列ができてしまう」「當(dāng)人は何か別の違反もしていたのではないか」といったコメントも寄せられたという。

ただ、記事は日本の保険會(huì)社がまとめた資料を引用し、「一般道路で30キロ以上、高速道路で40キロ以上のスピード違反をした場(chǎng)合は『赤切符』が交付され、重大なケースに該當(dāng)する。國(guó)際運(yùn)転免許証には減點(diǎn)の仕組みはないが、50キロオーバーは懲役刑が科せられることもある深刻なケースで、入國(guó)拒否の措置も正常と言える」と伝えている。（翻訳?編集/北田）