2024年9月5日、シンガポールメディア?聯(lián)合早報(bào)は、「もしiPhoneが微信（ウィーチャット）を排除したら、それでも使い続けるか」という議論が中國(guó)のネット上で盛り上がっていると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)のネット上で近ごろ、「iOS18．2にアップグレードすると微信が対応外になり使えなくなるのでiPhoneを更新しない方がいい」という信ぴょう性のない情報(bào)が流れたと紹介。ネットユーザーの間で大きな議論を呼んだものの、アップルが「情報(bào)は信頼できないもの」とコメントし、微信を運(yùn)営する騰訊（テンセント）も「そのような情報(bào)は得ていない」と否定したことを伝えた。

その上で、今回の騒ぎを受けてネット上では「微信を取るか、iPhoneを取るか」というアンケートが至る所で行われ、その多くで微信を選ぶネットユーザーが85％以上を占めていると紹介。ネットユーザーからは「中國(guó)でiPhoneがなくても生きていけるが、微信が使えなければ各種決済ができなくなるなど死活問(wèn)題に陥る」「微信がスマホに入っていなければ、會(huì)社をクビになったことすらわからないかもしれない」など、今の中國(guó)での生活において微信は不可欠な存在であるとの指摘が寄せられたことを伝えた。

また、iPhoneを使い慣れた人、中國(guó)で働く外國(guó)人にとっては、iPhoneから微信が削除されることになれば「2臺(tái)持ち」の必要が生じると指摘。新機(jī)種を使いつつ、微信のために古い機(jī)種を殘しておく「iPhone2臺(tái)持ち」、あるいはiPhoneと中國(guó)國(guó)産スマホの2臺(tái)持ちという形が考えられるとした。（編集?翻訳/川尻）