中國(guó)メディアの騰訊網(wǎng)は6日、インドネシアの海岸で波にさらわれた中國(guó)人男性が居合わせた外國(guó)人男性に救助される出來事があったことを伝えた。

事故があったのは4日、インドネシア南部のペニダ島?，F(xiàn)場(chǎng)で撮影された映像には、ビーチで大波にのまれて岸から遠(yuǎn)ざかっていく男性の下に、浮き輪 を持った長(zhǎng)髪の外國(guó)人男性が駆けつけ、救助する様子が映っている。

救助された王（ワン）さんは「意識(shí)が飛びかけ、死にそうだった。顔を上げると屈強(qiáng)そうな男性が浮き輪を持って近づいてきた。その時(shí)の感情は、この世の言葉では表せないものだった」と語った。

また、「波に深いところに引きずり込まれていった。岸側(cè)に押す波の力は小さく、海側(cè)に引っ張る力が強(qiáng)かった。まるで洗濯機(jī)の中にいるようだった。自分は泳げるが、何もできなかった。助けに來てくれた男性と2人で浮き輪につかまり、岸にいる人たちがみんなで引っ張ってくれた」と説明した。

映像には王さんが男性と握手をし、頬にキスする様子も映っている。王さんは「海外では頬にキスするのは一種のマナーだと知っている。その時(shí)は“Thank you，Thank you”としか言えなかった。連絡(luò)先を聞かなかったことを後悔している。彼を探し出したい」と語った。

中國(guó)のネットユーザーからは「うわ、めちゃめちゃ感動(dòng)した」「命の恩人だね」「浮き輪を持っていないのに助けに行こうとした別の男性にも感謝だね」「いい人にはいい報(bào)いがありますように」「愛に國(guó)境はないんだ」「ホテルに聞けば見つかるかもしれないよ」といった聲が上がっている。（翻訳?編集/北田）