日本華僑報(bào)網(wǎng)はこのほど、中國(guó)の自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)で日系車(chē)の売り上げが引き続き減少している背景について論じる文章を掲載した。

文章は中國(guó)自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)の8月の販売臺(tái)數(shù)で、トヨタは前年同期比13．5％減、日産は同24．2％減、ホンダに至っては同44．3％減と主要日系メーカーが軒並み減少したと紹介。トヨタは7か月連続、ホンダと日産も數(shù)か月連続の前年同期比減であり、新エネルギー車(chē)需要が一層高まる中で化石燃料車(chē)を主力とする日系メーカーは未曾有の危機(jī)にさらされていると伝えた。

その上で、日系メーカーにとって厳しい狀況が生じたのは決して偶然ではないとして、その背景を3つ挙げた。まず、中國(guó)メーカーが品質(zhì)、技術(shù)、ブランド力で大きく発展して消費(fèi)者の信頼を勝ち取り、特に新エネ車(chē)分野では政府の助成政策や技術(shù)革新、市場(chǎng)ニーズの高まりといった追い風(fēng)によって飛躍的な成長(zhǎng)を遂げたことに言及した。

次に、日本が米國(guó)に追従して対中デカップリング（分離）政策を進(jìn)めていることに対する「市場(chǎng)反応」だと主張。日本メディアは日系車(chē)の販売減の理由を中國(guó)経済の低迷によると見(jiàn)ているが「これは誤った認(rèn)識(shí)だ」とし、日本の自動(dòng)車(chē)業(yè)界が米國(guó)に追従して対中事業(yè)を切り離し、アフターサービスが十分に受けられなくなるのではないかという懸念が中國(guó)の消費(fèi)者の間で広がっていることが日系車(chē)販売低迷の一要因になっているとの見(jiàn)方を示すとともに、中國(guó)市場(chǎng)もローカル産業(yè)の発展に本腰を入れて日本を含む外部市場(chǎng)への依存を減らす動(dòng)きを加速させるという反応を示しているのだと論じた。

さらに、日中経済の相互依存に大きな変化が生じていることの現(xiàn)れとし、特に自動(dòng)車(chē)分野では日系車(chē)の需要減と中國(guó)國(guó)産車(chē)の臺(tái)頭によって従來(lái)の相互依存関係が崩れ始めたと指摘。日系メーカーは現(xiàn)狀を深く認(rèn)識(shí)するとともに、中國(guó)市場(chǎng)の変化やニーズに適応するための戦略調(diào)整を行う必要があり、それを?qū)g現(xiàn)してこそグローバル化という大きな流れの中で日中両國(guó)がともに発展し、新たな未來(lái)を切り開(kāi)くことができるのだとの考えを示した。（編集?翻訳/川尻）