NHKの國(guó)際放送で中國(guó)籍の外部スタッフが不適切な発言を行った問題で、NHKが関係者の処分を発表したことが中國(guó)でも報(bào)じられ話題になっている。

中國(guó)メディアの中國(guó)新聞網(wǎng)は12日付の報(bào)道で、中國(guó)籍の40代の外部スタッフが8月19日に同局で放送された短波ラジオなどの國(guó)際放送とラジオ第2放送の中國(guó)語のニュースで「尖閣諸島は中國(guó)の領(lǐng)土」と述べたほか、英語で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」などと発言したと、騒動(dòng)の背景を説明した。

その上で、朝日新聞の報(bào)道を引用して、同スタッフが放送前の打ち合わせで「靖國(guó)神社で落書きが見つかり、警視庁が器物損壊事件として捜査している」というニュース原稿を読むことに難色を示していたことを伝えた。ただ、本人がその理由を「NHKの原稿はあいまいで、あいまいなものをそのまま翻訳して中國(guó)語で放送したら、個(gè)人に危険が及ぶ」と語っていたことについては、中國(guó)新聞網(wǎng)の記事は觸れていない。

そして、総務(wù)省が11日にNHKに対して行政指導(dǎo)を行ったこと、NHK國(guó)際放送擔(dān)當(dāng)理事が辭任すること、稲葉延雄會(huì)長(zhǎng)や井上樹彥副會(huì)長(zhǎng)ら役員4人が役員報(bào)酬1カ月分の50％を自主返納することなどを紹介?！敢徊郡莿I分が軽すぎるとの聲も上がっており、稲葉會(huì)長(zhǎng)の辭任を求める聲も出ているが、稲葉會(huì)長(zhǎng)本人は改めて謝罪しただけで、辭任の意思は示さなかった」と伝えた。

中國(guó)のネットユーザーからは「（日本は）ファシズム國(guó)家」「日本には言論の自由があるのではないのか？」「民主、自由はどこへ？」「本人が抵抗を示しているのに言わせるとは。余計(jì)なことを言ってしまうのも致し方なし」「しかも事実だしな」「なぜ政治的に敏感な問題の原稿を中國(guó)人に読ませる？」といった聲や、「彼は英雄」「20年余りやってきてついに勇気をもって立ち上がったんだな」「彼はすでに中國(guó)に帰國(guó)しているらしいが、早く新しい仕事が見つかることを祈っている」「國(guó)営テレビで雇ってあげて」といった聲が上がった。

一方で、「これからは愚か者だけが中國(guó)籍のアナウンサーを雇い続ける。（同スタッフは）自分でいい気になって、他の日本で生活している人たちの道をつぶした」「もう日本のテレビ局では中國(guó)人は採(cǎi)用されなくなるだろう」「愛國(guó)はいいが、職務(wù)上のルールも忘れてはならない」「もし同じことが中國(guó)で起きたら刑務(wù)所行きだろうな（笑）」などのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/北田）