重慶市計畫?自然資源局と中國科學(xué)院古脊椎動物?古人類研究所が共同で展開した重慶特異埋蔵化石庫の新魚化石材料研究プロジェクトはこのほど、甲冑（かっちゅう）魚類の雙叉苗家魚を発見しました。この研究成果は『古脊椎動物學(xué)報』でオンライン発表されました。

今回発見された甲冑魚類の雙叉苗家魚は、甲冑魚類の中の真甲冑魚類に屬し、同魚類の典型的な細(xì)長い中背孔と頭甲側(cè)線系統(tǒng)の配列方式を持ち、その頭甲側(cè)橫管の末端が二つに分岐しているため、種の名稱として「雙叉」と名付けられました。

研究チームは詳細(xì)な比較解剖學(xué)研究を通じて、雙叉苗家魚と2022年に定期刊行物「ネイチャー（Nature）」の表紙に登場した「霊動土家魚」は密接な関係にあり、両者には中背管が短い、側(cè)橫管の末端が分岐するなど多くの類似した特徴があることを発見しました。系統(tǒng)発育分析によりますと、雙叉苗家魚と霊動土家魚は一つの単系類群を構(gòu)成し、「土家魚科」と命名されています?！竿良音~科」は4億3600萬年前に絶滅しており、土家魚と苗家魚の2屬から構(gòu)成されています（屬名はいずれも秀山土家族苗族自治県に由來している）。これは「涌洞魚科」に続き、重慶で命名された2番目の科レベルの古生物分類単位で、土家魚科の設(shè)立は脊椎動物の生命進(jìn)化の系統(tǒng)樹に原始的な「太い枝」を加えることになりました。

4億3600萬年前の古代魚類は、特異に埋蔵された方式で完全に保存されているのは非常に珍しく、科學(xué)研究者に數(shù)億年前に生息した脊椎動物の「遠(yuǎn)い祖先」の奇抜な姿を見る機(jī)會と過去の未知の進(jìn)化情報を研究する機(jī)會を與え、「魚から人へ」の進(jìn)化史に欠けていた初期の段階を埋め、生命進(jìn)化に対する世界の伝統(tǒng)的な認(rèn)識を変えることになりました。（提供/CRI）