2024年9月19日、臺(tái)灣メディア?太報(bào)は、広東省深セン市で発生した日本人児童殺害事件について中國(guó)のネット上で「憎悪教育の弊害」との批判が出ているのに対し、中國(guó)本土メディアが「憎悪宣伝など存在しない」と反論したことを報(bào)じた。

記事は、満州事変のきっかけとなった柳條湖事件から93年を迎えた18日に、深セン市の日本人學(xué)校前で10歳の男児が44歳の男に腹部を刺されて翌日死亡する事件が発生したと紹介。事件発生後、日本人學(xué)校はしばらく休校となり、19日には校門(mén)前に市民が続々と獻(xiàn)花に訪れたと伝えた。

そして、學(xué)校付近の花屋が「今日だけで10件分の花を供えた。まだまだ注文がさばききれていない」とコメントしたことや、獻(xiàn)花には「お子さんに、申し訳ない　深セン人より」「一人の中國(guó)人として、冥福を祈ります」「泣かないで、怖がらないで。おばさんがあなたを守るから」などといった追悼メッセージが書(shū)かれていたほか、現(xiàn)場(chǎng)で「日中友好バンザイ、憎悪教育に反対」と叫び「多くの人が長(zhǎng)期間の憎悪教育を受けたことで、こんなひどい結(jié)果を生んだ」と語(yǔ)る男性がいたことを紹介している。

一方で、校門(mén)に捧げられた花は2、3分で撤去されたというネットユーザーの指摘もあったとし、19日夕方には1人の女性が現(xiàn)場(chǎng)に張り込み警備員が花を片付けるのを阻止する光景も見(jiàn)られたと紹介。その際には校門(mén)が獻(xiàn)花であふれたものの、20日朝には花はすべて撤去され、學(xué)校の周?chē)欷纤椒伽浃摔ⅳ郡盲皮い郡葋护à俊?/p>

記事はその上で「民族主義的な傾向にある上海のメディア『観察者網(wǎng)』」が20日にこの事件について言及し、「単なる極端な個(gè)別事案であり、普遍的な社會(huì)問(wèn)題や體制問(wèn)題としてあげつらうのは、容疑者を放免するのと同じこと。中國(guó)の憎悪言論対策は卓越した成果を挙げており、中國(guó)のあらゆるネットワークプラットフォームでは憎悪言論は許されておらず、憎悪の宣伝も許容されていない」と論じたことを紹介。観察者網(wǎng)がさらに「日本に歴史の正視を求めたり、日本の無(wú)責(zé)任な汚染水放出を批判することと、憎悪宣伝はなんの関係もない。これらは純?nèi)护郡胝xの行いであり、ヘイトなどではないどころか、ヘイト感情を根本から消すための努力なのである」と強(qiáng)調(diào)したことを伝えた。（編集?翻訳/川尻）