2014年9月11日、清華大學(xué)蘇世民（スティーブ?シュワルツマン）スカラシップの李稲葵（リー?ダオクイ）主任は、天津で行われた夏季ダボス會議で、「4年前、中國は日本を抜いて世界第2位の経済大國となったばかりだったが、現(xiàn)在、中國の経済規(guī)模は日本の2倍に達している」と述べた。中國新聞社が伝えた。

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政府統(tǒng)計によると、今年上半期の中國の國內(nèi)総生産（GDP）は前年同期比7．4％増の26兆9044億元（約469兆2127億円）で、日本のGDPの2次速報値は241兆697億円だった。中國の経済規(guī)模はすでに日本の2倍近くになっていることがわかる。

最近の日本とインドの接近について、李主任は、政治的な動機が多く含まれていると指摘した。9月1日、安倍首相とインドのモディ首相は會談を行い、防衛(wèi)、経済、原子力の分野で協(xié)力を進めることで合意し、日本はインドに350億ドルの投資を行うと述べた。

李主任は「ビジネスにおいて、安倍首相は中國ではなくインドとの協(xié)力を強化しているが、これはうまくいかないだろう。中國の市場規(guī)模はインドの4?5倍であり、依然として高い経済成長を続けているからだ」と述べた。

また、「安倍首相は政治的な動機があってインドとの協(xié)力を強化しているのだろう。インド、オーストラリア、米國との関係を強化する外交方針、そして憲法改正によって支持率を高めようとしている」と語った。

また、日本経済の見通しについて、李主任は安倍首相の政策が成功を収めた形跡がみられないこと、特に財政赤字を減少させる経済政策が見當(dāng)たらず、エネルギーの対外依存や貿(mào)易赤字を減少させられていないとして、悲観的な見方をしている。（翻訳?編集/岡本悠馬）