中國(guó)メディアの新京報(bào)などによると、山西省普中市霊石県內(nèi)の集合住宅內(nèi)で最近になり、エレベーターに閉じ込められた男児小學(xué)生が、自分の手でドアをこじ開けて脫出したことが分かった。非常時(shí)の連絡(luò)用のボタンを押しても反応がなく、男児は遅刻することを恐れて強(qiáng)引に外に出たという。

男児の父親によると、男児が乗ったエレベーターは1階に著いてもドアが開かなかった。非常用の呼び出しボタンを押しても反応がなく、叫んだりドアを叩いたりしたが、気づく人はいなかった。また學(xué)校の規(guī)則により男児は通信機(jī)器を持っておらず、家族などに連絡(luò)することもできなかった。男児は約10分後に手でドアをこじ開けて脫出した。

集合住宅にはエレベーターの監(jiān)視室があるが、父親によると事故発生當(dāng)時(shí)には誰(shuí)も當(dāng)直していなかった。集合住宅の住民組織である小區(qū)（コミュニティー）の責(zé)任者は、管理業(yè)者とはすでに意志疎通をしており、監(jiān)視室の當(dāng)直問題はできるだけ早く解決すると説明した。

エレベーターの保守?fù)?dān)當(dāng)者は、エレベーターのドアが開かなかった原因を、「小石がはさまったため」と説明した。ただし、エレベーター會(huì)社の告知によると、ドアが開かなくなった原因は、老朽化のために電子裝置に問題が出たためだった。

霊石県當(dāng)局の関係責(zé)任者によると、エレベーターは不動(dòng)産物件補(bǔ)修維持基金を利用して點(diǎn)検と補(bǔ)修をしてきた。點(diǎn)検と補(bǔ)修は昨年にも行った。子供が閉じ込められる事態(tài)が発生したため、今年も実行するという。

新京報(bào)によると、27日に霊石県當(dāng)局を取材していたところ、エレベーター內(nèi)に高齢者が閉じ込められたとの連絡(luò)が入った。高齢者はその後、救出された。

エレベーター會(huì)社は、2回の事故の原因はいずれも電子機(jī)器の故障であり、エレベーター全體が老朽化していると表明した。すでにエレベーターの使用を停止して點(diǎn)検補(bǔ)修作業(yè)を行っており、必要な部品の交換は29日に行うとした。（翻訳?編集/如月隼人）

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