日本とオーストラリア、ニュージーランドの艦艇が9月末、臺(tái)灣海峽を相次いで通過(guò)した。海上自衛(wèi)隊(duì)の護(hù)衛(wèi)艦の通過(guò)は初めて。臺(tái)灣の専門家は「岸田文雄首相が退任前に意図的に行った動(dòng)きであり、次期首相に手本を示す狙いがある」との見(jiàn)解を示した。

臺(tái)灣?中央通信社によると、NZ海軍は26日、補(bǔ)給艦「アオテアロア」が25日に豪海軍の駆逐艦「シドニー」と共に臺(tái)灣海峽を通過(guò)したと発表した。日本メディアも複數(shù)の政府関係者の話として、海自の護(hù)衛(wèi)艦「さざなみ」が25日、臺(tái)灣海峽を通過(guò)したと報(bào)じた。

臺(tái)灣?中山大學(xué)の中國(guó)?アジア太平洋地域研究所の郭育仁教授兼所長(zhǎng)は、海自の護(hù)衛(wèi)艦が豪、NZの軍艦とそろって臺(tái)灣海峽を通過(guò)したのかは現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では不確かだと言及。同時(shí)に「日本がこのタイミングを狙って艦艇を派遣したのは「計(jì)畫的な行動(dòng)だ」とした。

郭氏は2021年4月に菅義偉首相（當(dāng)時(shí)）が米國(guó)のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)と日米首脳會(huì)談を行った際、共同聲明で「臺(tái)灣海峽の平和と安定の重要性」に觸れたことを指摘。岸田氏が艦船を臺(tái)灣海峽に派遣したのは「當(dāng)時(shí)の共同聲明を?qū)g踐する意味合いがある」と分析した。

その上で、岸田氏の退任前かつ中國(guó)と日本の軍事関係が悪化している今のタイミングで艦艇を通過(guò)させたのは「次期首相に道筋を示し、手本とする狙いがある」と斷言。中國(guó)は大きな反応を示すことはできないものの、石破茂首相に日本の艦艇の臺(tái)灣海峽通過(guò)を常態(tài)化させないよう、外交ルートを通じて全力で働き掛けるだろうとみている。

日本は東アジア地域で初めて艦艇を臺(tái)灣海峽に派遣し、通過(guò)させた國(guó)となったことから、郭氏は「韓國(guó)やフィリピンなどに模範(fàn)を示す作用がある」と論評(píng)。先進(jìn)7カ國(guó)（G７）のうち、臺(tái)灣海峽に艦艇を派遣していない國(guó)は殘すところイタリアのみとなり、この部分でも模範(fàn)を示す効果があると付け加えた。

政府系シンクタンク、國(guó)防安全研究院國(guó)防戦略?資源研究所の蘇紫雲(yún)所長(zhǎng)によれば、近年、これまでに米國(guó)、カナダ、英國(guó)、フランス、オランダ、ドイツ、トルコの7カ國(guó)の軍艦が臺(tái)灣海峽を通過(guò)していた。

蘇氏は「今回の日豪NZを加えて軍艦を通過(guò)させた國(guó)が計(jì)10カ國(guó)になったのは前代未聞だ」と注目。「戦略的意味が象徴するのは、中國(guó)に臺(tái)灣海峽の平和のメッセージを発信し、現(xiàn)狀の変更に反対する姿勢(shì)だ」と語(yǔ)った。

今回の護(hù)衛(wèi)艦通過(guò)について、中國(guó)國(guó)防部の張暁剛報(bào)道官は「航行の自由を大義名分に『臺(tái)灣獨(dú)立』勢(shì)力に誤ったシグナルを送り、中國(guó)の主権と安全を損なう挑発行為に斷固反対する」と強(qiáng)く反発?！概_(tái)灣は中國(guó)の內(nèi)政問(wèn)題であり、いかなる外部の干渉も受け入れない。臺(tái)灣情勢(shì)をかき亂し、臺(tái)灣海峽の平和と安定を破壊するのをやめるよう関係國(guó)に求める」と日本などをけん制した。（編集/日向）