2024年10月3日、臺(tái)灣メディア?中央通訊社は、日本の漫畫キャラクター「なんか小さくてかわいいやつ」（ちいかわ）が中國(guó)本土でブームとなっていることを報(bào)じた。

記事は、世界的な人気を集めている「ちいかわ」が特に中國(guó)で爆発的な人気となっていると紹介。上海市のジョイシティ靜安や百聯(lián)ZXクリエイティブセンター、第一百貨店など多くのアニメ?漫畫の聖地となっている場(chǎng)所では、日本と同時(shí)発売の「ちいかわ」の新商品に加え、中古品の取り引きも活発になっており、特に休日になると実に多くお「ちいかわ」ファンが各種アニメ作品ファンに混ざって店を訪れ交流していると伝えた。

そして、関連店舗のスタッフが「人気のあるスタイルやモデルはすぐに売り切れてしまうので、今後さらに在庫(kù)を強(qiáng)化する」と語(yǔ)り、「ハイキュー！！」グッズを買いに來(lái)た女性が「ちいかわ」のグッズも購(gòu)入し、「特にファンというわけではないけど、キャラクターがかわいすぎてつい買ってしまった」と話したことを紹介している。

また、中國(guó)の有名日用品ブランド名創(chuàng)優(yōu)品が「ちいかわ」とのコラボ商品開発に取り組み、現(xiàn)在までにすでに3回に渡って商品リリースを行っていると紹介。1日より始まった國(guó)慶節(jié)連休では、上海市の淮海中路にある旗艦店で大々的な「ちいかわ」グッズキャンペーンを?qū)g施し、ストラップやぬいぐるみに加え、スリッパ、タンブラー、帽子などを陳列した専用カウンターを設(shè)けてファンを呼び込んでいると伝えた。

記事は、中國(guó)本土のブランドとのコラボに加え、「ちいかわ」も中國(guó)経営を強(qiáng)化しており、9月末には中國(guó)のECプラットフォーム「天貓（Tmall）」に公式旗艦店をオープンしたと紹介。一般商品のほか、期間限定商品が毎日のように発売されており、発売開始から數(shù)秒で売り切れてしまう限定品もあることから、ファンからは「ちいかわ商品はライブのプラチナチケットより入手困難」という冗談めいた感想まで聞かれるとした。

一方で、人気の高さゆえに「ちいかわ」の模造品も後を絶たないと指摘。模造品が中國(guó)のECプラットフォームや実體店舗で次々と出現(xiàn)しており、高額を支払って偽物を買わされた多くの消費(fèi)者がSNS上で苦悩の聲を上げるとともに、他のファンに注意を呼びかけているとも伝えた。（編集?翻訳/川尻）