「全國(guó)模範(fàn)養(yǎng)豚場(chǎng)だ」―。中國(guó)では、四川省攀枝花（はんしか、パンジーホワ）市內(nèi)にある攀枝花動(dòng)物園を、こう皮肉るネット投稿が目立つようになった。ネットに投稿された飼育動(dòng)物が、いずれも異様に肥満しているからだ。中國(guó)メディアの北青網(wǎng)が伝えた。

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同動(dòng)物園で撮影されたというクマやヒョウの畫像を見ると、たしかに異様に太っている。攀枝花動(dòng)物園の飼育動(dòng)物の肥満はかつても注目されたことがあり、3月には飼育されているヒョウが「豹警官」と呼ばれて人気を集めた?！副佟工趣?、ディズニーのアニメ作品の「ズートピア」に登場(chǎng)する「ドーナツが大好物でチーターとは思えないほど太っている」とされるクロウハウザーの中國(guó)語(yǔ)の呼稱だ。

攀枝花動(dòng)物園の職員の一人は飼育動(dòng)物の肥満について、「飼育場(chǎng)所が狹く、動(dòng)物の活動(dòng)に制限がある。動(dòng)物はよく食べて動(dòng)くことが少ないために、徐々に太っていく」と説明した。

北青網(wǎng)記事によると、世界動(dòng)物保護(hù)協(xié)會(huì)にも所屬する専門家の孫全輝博士は、「ヒョウは大型のネコ科動(dòng)物で、野生狀態(tài)での活動(dòng)面積は數(shù)十平方キロメートルに達(dá)する。動(dòng)物園の空間は非常に限られており、運(yùn)動(dòng)の必要性を満たすことは難しい」「動(dòng)物園のヒョウは體力を使って食べ物を探す必要もなく、飢える恐れもないので、栄養(yǎng)過(guò)剰や體重超過(guò)になりやすい」と説明した。

ネットでは、攀枝花動(dòng)物園が飼育する動(dòng)物の太り方は尋常ではないとして、身體機(jī)能の低下や病気を心配する投稿も寄せられた。動(dòng)物園職員はこの問(wèn)題について、「専門の獣醫(yī)が動(dòng)物の定期的な健康診斷を行っている」「最近の健康診斷によれば、動(dòng)物の體調(diào)はいずれもかなり良好」と説明した。

動(dòng)物園側(cè)は、飼育舎の構(gòu)造を改善して動(dòng)物がより多く動(dòng)き回れるようにしたり、ヒョウに餌をやる際には高い場(chǎng)所に牛肉をぶら下げて、飛びついて餌を得るなどの工夫もしている。しかし、問(wèn)題の本質(zhì)的解決に結(jié)びつくと思われる動(dòng)物園の敷地の拡張については、資金確保のめどが立たないという。

攀枝花動(dòng)物園については、「人気が出たので、それまでの2元（約42円）だった入園料を3元（約64円）に値上げした」との言い方も発生した。しかし園側(cè)は「2008年以降、入園料の調(diào)整はしていない」とうわさを否定した。入園料が３元なのは、メーデーや10月1日の國(guó)慶節(jié)（建國(guó)記念日）、正月、春節(jié)（舊正月）の、ごく限られた祝日に伴う連休期という。

すると多くのネットユーザーが「3元の入場(chǎng)料のうち2． 5元も動(dòng)物に食べさせている。実に良心的な動(dòng)物園だ」などといった「小噺」を書き込むことになった。

資料によると、攀枝花動(dòng)物園の開園は1977年で、當(dāng)時(shí)としては四川省南西部から雲(yún)南省北西部にかけての一帯で最も大規(guī)模な動(dòng)物園だった。敷地面積は5．4ヘクタールで、現(xiàn)在は22種の動(dòng)物を計(jì)166頭飼育している。注目度が高い動(dòng)物としては、アムールトラ1頭、アジアツキノワグマ4頭、ヒョウ2頭、レッサーパンダ3頭、クジャク23羽などがいる。（翻訳?編集/如月隼人）