2024年10月6日、中國メディアの半島都市報(bào)は、山東省で幼児を抱いてバスに乗車した男性に違和感を覚えた運(yùn)転手が警察に通報(bào)し、お手柄を立てたと報(bào)じた。

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記事によると、山東省聊城市で4日、路線バスに幼児を抱いた男性が乗車してきた。気溫が低めだったにもかかわらず幼児が薄著で、ももから下が露出していたことから運(yùn)転手の女性は不審に思った。乗車後、幼児は他の乗客から注目を集めたが、抱っこしていた男性の様子がおかしく、慌てたようにバスを降りたいと申し出たという。

そこで運(yùn)転手は幼児の安全を確保した上でまず男をバスから降ろし、他の乗客に事情を説明すると、立ち去ろうとする男性を追いかけた。乗客2人も協(xié)力して男を追跡したところ、追われていることに気付いた男が全速力で逃げ出したため、運(yùn)転手がすぐさま警察に通報(bào)。駆けつけた警察官とともに男を取り押さえることに成功した。

警察の調(diào)べによると、男は家庭內(nèi)でもめ事を起こして子どもを勝手に家から連れ出したとのこと。幼児の母親が同省內(nèi)の複數(shù)地域の警察署に捜索願(yuàn)いを出していたという。知らせを受けた母親がすでに現(xiàn)場に赴き、男性と幼児を引き取って帰ったと記事は伝えている。

この出來事に対し、中國のネットユーザーは「女性運(yùn)転手はあっぱれだ！」「運(yùn)転手のお姉さん、ありがとう」「協(xié)力したお客さんも素晴らしい」「いっときの気の迷いかもしれないが、子どもにとっては救われた出來事だった」「家から連れ出す際に子どもが冷えないように厚著をさせず、自分だけしっかり著込んでる時(shí)點(diǎn)で父親としてだめ」「子どもと母親はこんな自分勝手な男と離れて暮らすことを望むよ」といった感想を殘している。（編集?翻訳/川尻）