都會から田舎へ移住する中國の若者たち―豪メディア

Record China    2024年10月12日(土) 15時30分

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中國メディアの環(huán)球時報によると、オーストラリアの公共放送ABCはこのほど、「都會から田舎へ移住する中國の若者たち」とする記事を配信した。

中國メディアの環(huán)球時報によると、オーストラリアの公共放送ABCはこのほど、「都會から田舎へ移住する中國の若者たち」とする記事を配信した。

記事は「過去數(shù)十年間、中國國內(nèi)の移住の大半は農(nóng)村部から都市部へのものだった。しかし、國の経済低迷と就職競爭の激化により、都會の若者の間で地方への移住への関心が高まっている。一時的な逃避のためではなく、田舎に長期的な可能性を見出している若者もいる」とし、中國のハイテク都市である深センから中國南西部の雲(yún)南省にある「古城(歴史的建造物などが殘されている都市)」に移住したジョージア?グオさんとルル?ワンさんを紹介した。

深センで同僚だったという2人の移住先である雲(yún)南省の巍山古城は數(shù)百年の歴史を持つ家屋で構(gòu)成され、シルクロードの交易の中心地でもあった。

2人は地元の少數(shù)民族の文化に由來する宗教的な木版畫を愛している。仕事に疲れ果てていたため、1年間の旅行をしようと思っていたというワンさんは、2020年ごろにその木版畫を知ってすぐに魅了された。同じ時期に仕事を辭めたグオさんは「巍山は靜かで快適な場所だ??諝荬迈rで、空が青く、物価が安く、地元の人たちもとても親切にしてくれる」と語る。2人はこの木版畫の模様からインスピレーションを得て、トートバッグやランタン、スカーフなど獨自の製品をデザインした。ワンさんによると、2人はここに來た第一陣の「よそ者」だったが、今では町は各地から來た人々であふれている。移住者のほとんどが20代半ばの人たちで、カフェやバー、ホステルなどを営んでいるという。

記事は、中國のデジタルメディアに詳しいロイヤルメルボルン工科大學(RMIT)のハイチン?ユー教授の話として、「中國のインターネットインフラがこの傾向を推進する上で重要な役割を果たしている。中國では小さな村でも北京と変わらずにネットにつながる。若者はデジタルメディアを活用して生活を共有し、収入を得ることが可能になった」「かつて中國の多くの村が都市部への大規(guī)模な人口移動によって『空洞化』したが、若者の流入によって狀況は変わるかもしれない。若者は新しい技術(shù)、新しいアイデア、新しい知識をもたらすことができる」と伝えた。(翻訳?編集/柳川)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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