韓國(guó)國(guó)防省傘下の研究機(jī)関トップが「女性が軍隊(duì)に行けば戦友愛が生まれて婚姻率と出生率が上昇する」と発言し、物議を醸した。この戦友愛発言に対しては批判が噴出。研究機(jī)関トップは謝罪に追い込まれた。

韓國(guó)で徴兵の義務(wù)が課されているのは男性だけ。原則として満18歳（徴兵検査対象者）～28歳の健康な男性が対象となる。

軍の種類には「陸軍」「海軍」「空軍」「海兵隊(duì)」があり、基本的にはいずれかに入隊(duì)する。入隊(duì)期間は陸軍と海兵隊(duì)が18カ月（1年6カ月）、海軍が20カ月（1年8カ月）、空軍が21カ月（1年9カ月）だ。イスラエルなどと同様、女性にも兵役を適用してはとの聲をあるが、実現(xiàn)していない。

中央日?qǐng)?bào)によると、國(guó)防省傘下の韓國(guó)軍事問題研究院（KIMA）のキム?ヒョンチョル院長(zhǎng)は9月23日、ユーチューブチャンネル「ペンアンドマイクTV」に出演?！杠婈?duì)と関係なく逆発想をしてみた。女性が軍に行かなければならない狀況になった」と仮定した後、「生活館では大學(xué)寮のように男女が一緒にいるようになるだろう。そうすれば自然にここで好きになるカップルが生まれる」と話した。

この日の放送では少子化に伴う兵役人員の急減問題を討論した。今年約47萬人の軍兵力が2038年ごろになれば40萬人臺(tái)を割るとされる。問題の発言は女性徴兵制が必要かどうかを検証する過程で飛び出した。

一部の軍専門家は人口減に伴う代案として女性徴兵制を提唱。キム院長(zhǎng)は「一生を共にできる戦友愛が生まれ、かえって結(jié)婚も増えて、その後赤ちゃんもたくさん産むのではないだろうか。ここに向かってうまく誘導(dǎo)しなければならない」として、「テンプルステイ（伝統(tǒng)寺院に滯在しながら自然を感じ、寺院の文化と日常を體験するプログラム）でも出會(huì)いが生まれるのに、（出會(huì)いの）機(jī)會(huì)を多く提供する側(cè)面からも望ましく、有事の際には戦闘力として活用することができる」と主張した。

一方でキム院長(zhǎng)は女性徴兵制導(dǎo)入に関しては「社會(huì)的合意が必要で、関連の研究が先行しなければならない」と説明した。

キム院長(zhǎng)の「戦友愛発言」が伝わると、野黨では「軍隊(duì)を出産の道具にしようとするのは非常に不適切」（樸善源（パク?ソンウォン）共に民主黨議員）などの批判が相次いだ。 韓國(guó)軍事問題研究院は國(guó)防省傘下の非営利公益財(cái)団法人。國(guó)防?軍事に関連の諸般分野を研究?分析し、國(guó)防政策などに寄與するという目的で1994年に設(shè)立された。

予備役空軍中將出身のキム院長(zhǎng)は國(guó)防相の任命で2022年11月に第12代院長(zhǎng)に就任した。キム院長(zhǎng)は7日、SBS（ソウル放送）で「男女の出會(huì)いの場(chǎng)が必要という趣旨で軽く話したこと」としながら、「不適切だったのであればおわびする」と頭を下げた。（編集/日向）