香港英字紙のサウスチャイナ?モーニング?ポストによると、華為技術(shù)（ファーウェイ）の中國市場での8月のスマートフォン売り上げ臺數(shù)が46カ月ぶりにアップルを上回った。中國では自國ブランドのスマートフォンが攻勢をかけ、外國ブランドは苦戦している。

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ファーウェイのスマホの販売臺數(shù)がアップルを上回ったのは、北京市に本社を置く民間調(diào)査會社の賽諾市場研究諮詢（CINNO）の発表でも、政府系シンクタンクの中國信息通信研究所（CAICT）の発表でも同じだ。CAICTはさらに、8月にはアップルなど外國ブランドのスマホの出荷臺數(shù)が前年同月比で12．7％減で、自國ブランドは同26．7％増で2405萬臺に達(dá)したと表明した。

カナダのオタワに本社を置き、企業(yè)向けに知的財(cái)産権および技術(shù)関連のサービスを提供するテックサイツは、ファーウェイは第2四半期（4－6月）に、スマホ製品の単価も売上高も過去最高だったとして、その理由をMateシリーズやPuraシリーズといったハイエンド製品と、さらには折り畳み式スマホのMate XTが人気を集めたからと紹介した。またテックサイツは、ファーウェイにとって中國市場は「中核市場」であり、全世界のスマホ出荷臺數(shù)の89％が中國國內(nèi)向けと指摘した。

中國のスマホ市場では、多くの消費(fèi)者が自國ブランドに引き寄せられており、自國ブランドのスマホは著実に勢いを増している。調(diào)査會社のIDCによると、2024年上半期におけるファーウェイの中國市場でのシェアは17．5％で、國內(nèi)総出荷臺數(shù)は前年同期比7．7％増の1億4000萬臺だった。

一方でアップルは第2四半期に中國大陸におけるメーカー別の売上臺數(shù)ランキングで、トップ5から脫落した。IDCによると、中國大陸部におけるアップル製スマホの市場シェアは、14％以下に縮小した。またアップルの第2四半期における大中華圏（中國大陸部、香港、マカオ、臺灣）でのスマホ売上高は、前年同期比6．5％減の147億3000萬ドル（約2兆2000億円）だった。

アップルのビジネスに詳しい天風(fēng)國際証券アナリストの郭明錤氏によると、アップルによるiPhone組み立て発注數(shù)は、これまでの市場予想と同じ水準(zhǔn)だ。郭氏は16日の時(shí)點(diǎn)で、アップルのiPhone 16 Proの需要は予想された水準(zhǔn)を満たしているとの見方を示した。ただし、Appleのティム?クック最高経営責(zé)任者（CEO）が中國における同社の長期的な見通しに対する自信を表明しているにもかかわらず、中國大陸部では新発売のiPhone 16の人気が高まり切らない狀態(tài)だ。理由としては、同機(jī)種の人工知能（AI）のApple Intelligence（アップル?インテリジェンス）を利用できる機(jī)能が中國語に対応するのが25年になり、しかも中國では生成AIシステムが厳しく規(guī)制されていることなどが挙げられている。（翻訳?編集/如月隼人）