日系自動車メーカー不參加のパリモーターショーで、中國メーカーが注目の的に?―中國メディア

Record China    2024年10月16日(水) 6時0分

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14日、中國メディアのIT之家はパリモーターショーで中國自動車メーカーが注目を集めていると報じた。

2024年10月14日、中國メディアのIT之家は「2024年パリモーターショー、メルセデス?ベンツと日系自動車メーカーが欠席。中國自動車メーカーが注目の的に」と題する記事を掲載した。

同記事はまず、パリモーターショーは1898年に始まった世界最初の自動車展示會であり、自動車業(yè)界における影響力が大きいことを紹介?!?年前のパリモーターショーでは、ドイツ、米國、日本などの自動車メーカーがほとんど參加せず、フランス國內(nèi)ブランドが主導(dǎo)的な役割を果たしていた」と報じた。

その一方、BYDや長城自動車などの中國メーカーについて、「新エネルギー車を出展することで、モーターショーに新たな活気をもたらした」と評価した上で、「今年のパリモーターショーでの最大の変化の一つは、出展企業(yè)の數(shù)が大幅に増加し、世界中の主な自動車メーカーがほとんど參加することで、さまざまな新車が世界初公開される點(diǎn)である」とした。

今年のパリモーターショーの出展社は、中國の自動車メーカーとしては、BYD、紅旗、広汽集団、上汽大通、東風(fēng)風(fēng)行、問界、小鵬、零跑、創(chuàng)維など。中國以外の自動車メーカーでは、プジョー、シトロエン、ルノーなどのフランス自動車メーカーのほか、フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダ、BMW、ステランティス、現(xiàn)代?起亜自動車、テスラなどの自動車メーカーが出展している。一方、トヨタ、ホンダ、日産などの日系自動車メーカーや、主要な高級車メーカーであるメルセデス?ベンツは出展しなかった。

同記事は、今年のパリモーターショーの見所は、「中國自動車メーカーの出展數(shù)が他の國々を上回り、今年のパリモーターショーでの注目の的になっている點(diǎn)」だと主張?!笟W州の消費(fèi)者にとって中國自動車メーカーの認(rèn)知度はまだ高くないものの、パリモーターショーは中國自動車メーカーが歐州市場にプレゼンスを示すための重要な機(jī)會となることは間違いない」と論じた。

一方で、「中國自動車メーカーが歐州市場を拡大するのは決して容易ではない」とも言及。その理由として、4日に歐州連合(EU)が既存の10%の関稅に加えて、中國製電気自動車(EV)に対して最大35.3%の反補(bǔ)助金関稅を課すことを正式に決定したことを挙げた。この措置は10月末に発効する予定であり、少なくとも5年間実施されるという。なお、同記事では具體的な追加関稅の稅率は、中國から輸入されるテスラには7.8%、BYDには17%、吉利には18.8%、上汽には35.3%、その他EVメーカーには20.7%となっていることも紹介されている。

同記事は、「追加関稅は中國のEVメーカーにとって歐州市場進(jìn)出の難易度を引き上げるが、それでもなお、グローバル展開を目指す中國自動車メーカーにとって歐州は重要な市場であり続けている」と指摘。上海汽車や吉利汽車などの中國自動車メーカーの幹部が、関稅障壁によって歐州市場を開拓する決意が揺らぐことはないと表明していることを伝えた。(編集?翻訳/奈良)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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