2024年10月15日、臺(tái)灣メディアの聯(lián)合新聞網(wǎng)は、米國(guó)のコンサルティング大手「マーサー（Mercer）」が公開した2024年度の「マーサーCFA協(xié)會(huì)グローバル年金指數(shù)ランキング」のレポートにおいて、臺(tái)灣は日本と同じC評(píng)価だったことを伝えた。

記事によると、毎年公開される「マーサーCFA協(xié)會(huì)グローバル年金指數(shù)」レポートでは、各國(guó)の年金制度を「Adequacy（妥當(dāng)性）」「Sustainability（持続性）」「Integrity（健全性）」などに基づいて、最高ランクの評(píng)価をAとして、以下B＋、B、C＋、C、Dの全部で6ランク付けで評(píng)価するという。今年は評(píng)価対象の全48カ國(guó)中、1位オランダ、2位アイスランド、3位デンマーク、4位イスラエルの4カ國(guó)がA評(píng)価だった。臺(tái)灣は39位で、31位中國(guó)、33位ブラジル、36位日本、38位ベトナム、41位韓國(guó)、43位タイと同じC評(píng)価だった。D評(píng)価は、インド、南アフリカ、トルコ、フィリピン、アルゼンチンだった。米國(guó)は29位、英國(guó)は11位だった。年金制度が高い評(píng)価を受けていたオーストラリアは6位で、5位にシンガポールが入った。

レポートによると、臺(tái)灣は昨年53．6ポイントだった年金指數(shù)が、「妥當(dāng)性」の面での進(jìn)歩が見られるとの理由で53．7ポイントを記録したが、新しく評(píng)価対象になったベトナムよりも順位は下だったという。レポートでは、臺(tái)灣への提言として、貧困層の高齢者への最低保障を引き上げることや退職金の一部を収入源として支払う規(guī)定を?qū)毪工毪长?、公的年金を受領(lǐng)できる年齢や高齢者の労働參加率を引き上げることなどに言及しているという。

マーサーのシニアパートナーでレポートの筆頭著者のデービッド?ノックス（David Knox）氏は、米ブルームバーグの取材に対し、「世界中で出生率が減少し、平均壽命が延びている。高齢化の進(jìn)行と納稅者人口の減少、政府の債務(wù)と公的年金の期待が結(jié)び付けば、高金利と醫(yī)療費(fèi)の増加も重なって、年金制度を支える政府予算への圧力が高まり、どこかで問題が起きるだろう。世界各國(guó)では人口の変化に合わせて、定年退職のような固定化した制度ではなく、フレキシブルな退職制度が必要になる。パートや副業(yè)で収入を得ることで公的年金の収入を補(bǔ)強(qiáng)するよう民衆(zhòng)に促すとともに、政府や雇用主、労働者の意識(shí)を変えることが必要だ。レポートによると、世界各國(guó)では確定給付年金制から確定拠出年金制度へ移行しつつあるという。確定拠出年金制度で退職する場(chǎng)合は、自分の選択に納得するために誰かのサポートが必要だ」と回答した。（翻訳?編集/原邦之）