2024年10月15日、第一財(cái)経は、日本で衆(zhòng)議院議員選挙が公示され、首相就任直後の選挙戦となった石破茂首相の懸念材料について解説する記事を掲載した。

記事は、第50回衆(zhòng)議院議員選挙が15日に公示され、1300人以上が立候補(bǔ)したと紹介。選挙は27日に投票が行われ、即日開票されるとした。

そして、選挙の注目點(diǎn)の一つが自民黨「裏金問題」の影響であると指摘。先月末の自民黨総裁選でも裏金問題の影響が端々に見られ、自民黨支持率、內(nèi)閣支持率が低下する中で岸田文雄前首相が責(zé)任を取る形で総裁選不出馬を表明したほか、黨內(nèi)を支配してきた大部分の派閥が裏金問題を機(jī)に解散したことで、石破氏を含む9人が立候補(bǔ)するという事態(tài)に至ったと伝えた。

一方で、新政権発足直後の衆(zhòng)議院解散と総選挙によって、裏金問題に関する國會の調(diào)査の中斷を招いたとし、衆(zhòng)議院の政治倫理審査委員會が5月に可決した、國會議員44人に自主的な説明を求める決議が解散によって効力を失ってしまったと指摘している。

その上で、上海國際問題研究院シニア研究員で、上海日本學(xué)會顧問を務(wù)める?yún)壹哪希ēΙ`?ジーナン）氏が「衆(zhòng)院選では、裏金問題に関わった人々をどう処理するかが、石破氏にとっての試金石になる。安倍派は解散したとはいえ、90人を超えた所屬議員の影響力はなおも大きい。石破氏は今回の選挙にあたり、疑惑に関連する人物を一切公認(rèn)しない姿勢を示したが、その大部分は元安倍派。彼らは石破氏の今後の動きを警戒しており、政権運(yùn)営に少しでも問題があれば石破氏に挑戦してくるだろう」との見方を示したことを伝えた。

記事によると、呉氏は今回の選挙で自民黨の議席が大幅に減ることはないと予測する一方、來年7月に行われる?yún)⒃哼xの結(jié)果は未知數(shù)だと指摘。不安定な政権運(yùn)営により參院選で自民黨が大敗するようなことがあれば、黨內(nèi)部から石破氏に辭任を迫る聲が出かねないとし、石破首相の「仮免許」?fàn)顟B(tài)がしばらく続くことになると展望した。

記事はさらに、衆(zhòng)院選後の石破內(nèi)閣人事についても注目すべきだとし、日本企業(yè)（中國）研究院の陳言（チェン?イエン）所長が「石破氏は選挙後、実情を踏まえて內(nèi)閣改造を行い、多くの変化が生じるだろう」と述べ、現(xiàn)在の內(nèi)閣は當(dāng)內(nèi)閣勢力のバランスを模索するために人材を集めた、あくまでも過渡的なものであるとの考えを示したことを紹介した。（編集?翻訳/川尻）