2024年10月16日、中國メディアの紅星新聞は、中國の基準(zhǔn)に適合したスナック食品が日本の基準(zhǔn)に合わず日本國內(nèi)で回収されたと報じた。

記事は、中國の食品メーカー?衛(wèi)竜が発売しているスナック食品「親嘴焼」シリーズについて、日本で使用が禁止されている食品添加物TBHQを含んでいたとして輸出先の日本で製品43キロ以上が回収されたと紹介。この件についてメーカーが「國家間の基準(zhǔn)が異なることが原因であり、製品は中國國內(nèi)基準(zhǔn)を満たしており安全。消費者は安心して食べてほしい」とコメントするとともに、今後の日本への輸出については、日本の基準(zhǔn)に照らして成分を調(diào)整することで可能になるとの見方を示したことを伝えている。

記事によると、TBHQは脂溶性の酸化防止剤で、食品中の油脂の酸化による変質(zhì)を防ぐほか、抗細(xì)菌作用もあり、食品を長持ちさせる効果があるという。中國では食品安全國家基準(zhǔn)により、油揚げめんや月餅、膨化食品、種実類の缶詰めなど12種類の食品に1キロ當(dāng)たり0．2グラムまで使用することが認(rèn)められている。一方、日本では食品衛(wèi)生法で認(rèn)められておらず、TBHQを含む食品の製造、販売、輸入は禁止されている。

この件について、中國のネットユーザーは「これ、本當(dāng)においしいんだよね……」「自分には関係ないから、食べるよ」「小さい頃から食べてきてちゃんと大きくなれたから、問題なし」との聲がある一方、「こんな（中國の）國家基準(zhǔn)なんて、業(yè)界の幹部が自分たちで決めてるだけだろう」「わが國の食品安全基準(zhǔn)はもっと厳しくするべき。厳しければ厳しいほど良い」「そもそも食品添加物があまりに多すぎるんだよ」「いずれにしろ、品質(zhì)保持期限がかなり長いスナック食品はあまり口にしないほうがよさそう」といった感想を殘している。（編集?翻訳/川尻）