2024年10月17日、九派新聞は、完成から10年以上放置されてきた複數(shù)の高速鉄道の駅舎が続々と営業(yè)を始めていることを報(bào)じた。

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記事は、海南省萬寧市で2010年に完成したものの14年間使用されずにいた和楽駅が今月15日に開業(yè)初日を迎えたと紹介。この1カ月だけでも同駅のように長期間使われずにいた高速鉄道駅が全國各地で少なくとも6駅開業(yè)したと伝え、「新たな転機(jī)が生じたことを意味する」現(xiàn)象だとした。

そして、この現(xiàn)象にはいくつかの特徴があると指摘。1つ目として駅周辺の交通需要の大幅な増加を挙げ、和楽駅の開業(yè)は地元の観光開発や大型プロジェクトの建設(shè)と並行して行われたと紹介した。2つ目は関係各方面の利益との兼ね合いとし、同駅の開業(yè)にあたり現(xiàn)地の市政府が総額2700萬元（約5億5000萬円）以上を投資したことを説明。遊休高速鉄道駅の「運(yùn)命を変える」チャンスは、十分な乗客の流れがあるかどうか、そして地元が運(yùn)営コストを負(fù)擔(dān)できるかどうかにかかっていると論じた。

また、メディアの統(tǒng)計(jì)によると、全國で少なくとも26の高速鉄道駅が完成後に開業(yè)に至っておらず、立地條件が悪く、周辺施設(shè)が不十分で、乗客の往來が少ないことが原因で、開業(yè)しないことが「最善策」と考えられてきたという。時(shí)が経つにつれて周辺の開発や産業(yè)の発展により乗客の往來も増加し、開業(yè)の機(jī)運(yùn)が高まったのだと説明した。

一方で、高速鉄道の駅建設(shè)と運(yùn)営には、地方政府、鉄道會(huì)社、乗客の流れ、運(yùn)営コストなどさまざまな利害が関わっているため、今回の「放置駅」の開業(yè)ラッシュがさらに大きな波になるかどうかは未知數(shù)だとも指摘。一部地域では開発計(jì)畫の見直しや人口減により開業(yè)が難しい、あるいは開業(yè)の必要性が低下する狀況も起きており、今後高速鉄道駅の閉鎖ラッシュが起きる可能性も否定はできないと伝えている。

記事はその上で、都市化プロセスや人口動(dòng)態(tài)の変化に伴い、かつてのように「新興地域の開発促進(jìn)を狙った高速鉄道駅建設(shè)熱」はすでに冷めているとし、長期間使われていなかった駅が數(shù)駅再開したとしても、無計(jì)畫な開業(yè)ラッシュは起こらないだろうとの見方を示した。（編集?翻訳/川尻）