中國國営の中央テレビ（CCTV）に「偽輸入果物」報(bào)道を受け、中國消費(fèi)者協(xié)會(huì)が緊急聲明を出した。

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20日に同局が放送した番組では、中國稅関総署のリストに記載がない日本のシャインマスカット「晴王」やマスクメロン、米國のレモン、コロンビアのハニーピタヤなどが市場(chǎng)で販売されているが、それらは國産の果物を包裝やステッカーで偽裝した「偽輸入果物」だと指摘された。安価な國産品を高級(jí)輸入果物と偽ることで価格を10倍近くにして販売しているという。

この報(bào)道を受け、中國消費(fèi)者協(xié)會(huì)は22日、「虛偽の宣伝によって消費(fèi)者を欺き誘導(dǎo)するこのような悪質(zhì)な行為は、消費(fèi)者の合法的権益を深刻に侵害するだけでなく、犯罪の疑いがある。また、正規(guī)業(yè)者の生産や販売を圧迫し、市場(chǎng)価格の秩序を亂している」と批判する聲明を発した。

同協(xié)會(huì)は消費(fèi)者らに、「輸入果物を購入する際は稅関総署のリストを調(diào)べ、輸入が許可されているものかどうかを確認(rèn)する」「できるだけ信用のあるスーパーで購入し、ラベルなどを見定める」といった対策を呼び掛けたほか、正規(guī)業(yè)者の識(shí)別機(jī)能やトレーサビリティーの強(qiáng)化を支援すると表明した。

また、関係當(dāng)局に対して輸入時(shí)の検査の厳格化や、市場(chǎng)での管理監(jiān)督の強(qiáng)化なども求めた。（翻訳?編集/北田）