2024年10月25日、韓國?京郷新聞によると、北朝鮮が24日に韓國に向けて飛ばした尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)と妻の金建希（キム?ゴンヒ）氏を批判するビラの一部がソウルの大統(tǒng)領(lǐng)府の敷地內(nèi)に落下した。北朝鮮は5月から、たばこの吸い殻やビニール、ペットボトルなどのごみをくくりつけた風(fēng)船を韓國に向けて飛ばしており、今回で30回目。風(fēng)船の中にビラを入れたのは今回が初めてだという。

記事によると、韓國軍合同參謀本部は同日、北朝鮮が未明から風(fēng)船約20個を飛ばし、約10個が韓國の首都圏に落下したと発表した。風(fēng)船の一部はソウル龍山區(qū)の上空で割れ、くくりつけてあったビラが大統(tǒng)領(lǐng)府の敷地內(nèi)に落下した。

手のひらサイズのビラには、尹大統(tǒng)領(lǐng)を「核強國に向かって政権終末の寢言を言っている」「長ネギの値段も知らない無知」などと批判する內(nèi)容や、金氏を「現(xiàn)代版マリー?アントワネット」と揶揄（やゆ）する內(nèi)容が書かれていた。

落下したのは尹大統(tǒng)領(lǐng)と金夫人がポーランド大統(tǒng)領(lǐng)を歓迎する公式行事に登場する直前で、スーツ姿のスタッフが芝生に落ちたビラを慌てて回収したという。北朝鮮は最近、風(fēng)船に全地球測位システム（GPS）の裝置を付けて落下の精度を高めている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「狙った場所に正確に風(fēng)船を落とせる、つまり北朝鮮の資料収集が完了したということ。これは一大事だ」「敵ながら北朝鮮の技術(shù)力には感心してしまう」「風(fēng)船にビラではなく爆弾が入っていたらどうなっていたか、考えるだけで恐ろしい」「生物?化學(xué)兵器だったらみんな死んでいた」「早急に対策が必要。北朝鮮を甘く見てはいけない」「敵國が大統(tǒng)領(lǐng)府に物を落下させたのに、『ごみだから大丈夫』と見逃してやるなんてすごい國だ」「尹大統(tǒng)領(lǐng)はミサイルが飛んできてもぼうっとしていそう」「ポーランド大統(tǒng)領(lǐng)に笑われているよ」「國民に恥ずかしい思いをさせる無能な政府」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/堂本）