2014年9月15日、在フィリピン中國大使館によると、13日朝、フィリピン北部のブラカン州メイカウアヤンで中國人が銃撃事件に巻き込まれ、1人が負(fù)傷し重篤な狀態(tài)だという。フィリピンでは、8日と11日にも、中國人が事件に巻き込まれて被害に遭った。8日、1人の中國人がマニラの大通りでフィリピンの警官2人に誘拐されたが、幸いにも誘拐者が眠っている間に逃げ出し無事だった。また、11日夜、1人の中國人が南サンボアンガ州で武裝グループに誘拐された?，F(xiàn)在も行方が分かっておらず、捜査が進(jìn)められている。新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

在フィリピン中國大使館によると、13日、銃撃事件が発生した後、大使館職員はただちに病院に赴き被害者を見舞うと同時(shí)に、フィリピン警察に対し、兇悪犯人を早急に逮捕し、効果的な措置を講じ、フィリピン在住の中國人の安全を守るよう求めたという。

在フィリピン中國大使館は14日、フィリピン在住の中國人に対し、改めて治安狀態(tài)に注意するよう呼びかけた。また、彼らの財(cái)産と安全を守るために、必要な措置を講じる構(gòu)えだ。

▼事件の影響でフィリピン観光ツアーの中止続出

フィリピン警察はこのほど、一部の過激派組織が、中國大使館、中國系機(jī)関?マーケットの襲撃を計(jì)畫していることを認(rèn)めた。フィリピンの安全情勢(shì)が刻一刻と悪化している狀況をかんがみ、中國外交部（外務(wù)?。─葒矣Q光局はこのほど、フィリピンへの渡航をしばらく見合わせるようにとの通知を発表した。これを受け、中國各地の旅行會(huì)社やオンライン旅行會(huì)社は、フィリピンツアーの催行を急きょ取りやめ、重大突発事件対策システムを発動(dòng)、フィリピン滯在中のツアー観光客を続々と帰國させている。

フィリピン政府は13日、「我々は、フィリピンに滯在する中國人の安全は必ず確保する」と中國政府に保証した。

安全面での考慮から、北京の旅行大手各社は軒並み、今後フィリピンに向け出発する予定だった全ツアーを暫定的に中止している。現(xiàn)在、攜程旅行が取り扱うツアー客約100人が、パナイ島、ボラカイ島とセブ島などの観光地に滯在している。

これらのツアー客は、特に今回の事件の影響を受けることなく旅行を続けており、最も遅いグループで16日に帰國する予定という。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤）