ファーウェイが新たなハーモニーOS発表、「自らが全てを仕切る」が可能に―中國メディア

Record China    2024年10月29日(火) 8時0分

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ファーウェイは22日夜、「ハーモニーOS ネクスト 5.0)」を発表した。中國初の國産モバイル用OSで、iOSとアンドロイドに次いで世界第3位のモバイル用OSの地位を得ることになる。

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中國の通信機器大手の華為技術(shù)(ファーウェイ)は22日、モバイル用の基本ソフト(OS)である「ハーモニーOS ネクスト 5.0)」の発表會を開催した。中國初の國産モバイル用OSで、アップルのiOSとアンドロイドに次いで世界第3位のモバイル用OSの地位を得ることになる。多くの中國メディアがこの話題を紹介した。

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説明によると、これまでに発表されたハーモニーOSは、基盤部分の一部にグーグルが提供するオープンソースのAOSPを使用していたために、アンドロイド用アプリケーションソフトとの互換性を維持せざるを得なかった。「ハーモニーOS ネクスト」は全てを自習開発したことで、「すべてを自らが仕切る」ことが可能になった。発表を擔當した同社端末ビジネスグループの責任者を務(wù)める同社の余承東常務(wù)取締役は、「ハーモニーOS ネクスト」の開発について、海外でのOS開発では10年以上かかった道のりを、1年間で歩み切ったと説明した。

「ハーモニーOS ネクスト」上で作動するアプリケーションとサービスは1萬5000種以上がリリースされ、業(yè)務(wù)用アプリケーションの中には中國全國の18業(yè)界の3800萬社以上が利用しているものもある。余乗務(wù)取締役によると、ハーモニーOSシリーズを登載したデバイスはこれまでに10億臺を突破した。


余乗務(wù)取締役はさらに、「ハーモニーOS ネクスト 5.0では性能が全面的に飛躍的に向上した。操作のスムーズさは30%以上向上し、攜帯電話のバッテリーの持続時間も1時間近く伸びた」と説明。開発チームには毎年20%から30%の性能向上を?qū)g現(xiàn)するように求めているという。

専門家によると、OSを構(gòu)築するには必ず、技術(shù)上の土臺部分が必要だ。これまで開発されたモバイル用OSは、ユニックス(Unix)あるいはリナックス(Linux)を技術(shù)上の土臺にしていた。しかし「ハーモニーOS ネクスト」は土臺部分から自主開発した。


中國科學(xué)院情報工學(xué)研究所の徐震研究員は、「自主性があれば、安全性を有効に確保することができる。土臺部分が自分のものでなければ、安全確保の必要があっても、(土臺部分について権利を持つ)人が同意しないと不可能だ」と説明。自分自身ですべてを「仕切る」ことができてこそ、ユーザーデータやネットワーク接続を非常に良好に保護するための設(shè)計が可能になるという。

自主OSを世に出すもう一つの難しさは、研究開発に成功したとしても、ソフトウェア開発者がそれまでに存在したOS向けの製品だけを作っていたのでは、ユーザーは新開発のOSには「使い勝手が悪い」として背を向けることだ。すなわち、ファーウェイがOSの自主開発に取り組んだ背景には、中國における業(yè)界の全面的な発展がある。


ファーウェイは22日、「ハーモニーOS ネクスト 5.0」を使用するスマートフォンの「ノバ13(nova)13シリーズの発表も行った。価格はnova 13が2699元(約5萬7700円)からで、Proバージョンは3699元(約7萬9100円)からだ。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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