一般財(cái)団法人民主音楽協(xié)會(huì)（民音/MIN-ON）は2025年2～4月に上海歌舞団の舞劇「朱鷺」を全國(guó)32都市で55公演開催する。

舞劇「朱鷺」は、日中友好の象徴であるトキをモチーフに、両國(guó)友好の一層の発展を願(yuàn)って日中共同で制作された舞臺(tái)。日中両國(guó)の民話に想を得て、千年の時(shí)空を超えた人間とトキの深い心の交流を通し、自然と人間の共生を表現(xiàn)する。感動(dòng)的なストーリーに加え、バレエや民族舞踴などさまざまな舞踴表現(xiàn)や、迫力のコンテンポラリーダンス、美しいトキの姿を表現(xiàn)した群舞が見どころだ。

中國(guó)國(guó)內(nèi)のみならず、日本や米國(guó)など海外でも公演が行われ、上演回?cái)?shù)は計(jì)300回を超える。日本では初演の2014年と翌2015年に全國(guó)で公演され、大好評(píng)を博した。

トキは萬(wàn)葉集などに「桃花鳥」と記され、日本で古くから愛されてきた鳥で、中國(guó)でも「東方の寶石」「吉祥の鳥」として親しまれてきた。20世紀(jì)に入り、亂獲や深刻な環(huán)境破壊のため激減し、絶滅の危機(jī)にひんした。日本、中國(guó)ともに國(guó)を挙げて保護(hù)活動(dòng)に取り組む中、1999年に中國(guó)から日中友好の象徴としてつがいのトキが贈(zèng)呈された。近年、佐渡での人工繁殖や地域ぐるみの保護(hù)活動(dòng)により、トキの野生復(fù)帰が著実に実を結(jié)んでいる。（編集/藤井）