ハンバーガー発祥の地は米國(guó)にあらず、2000年前の中國(guó)だった―中國(guó)メディア

Record China    2024年11月4日(月) 18時(shí)0分

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中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は、スペインでこのほど、「世界初のハンバーガーは2000年前の中國(guó)で発生」とする記事が発表されたと紹介した?,F(xiàn)在も食べられている料理だ。

ハンバーガーは通常、米國(guó)で考案されたとされる。パンにはさむ肉はもともと、獨(dú)立したハンバーグステーキだった。米國(guó)のドイツ系移民が「ふるさとの味」として食べ、19世紀(jì)ごろにパンにはさむ食べ方が発生したとされる。ハンバーグステーキの起源をさらにたどれば、タルタルステーキという料理で、その起源については「かつてのモンゴルの騎兵は何匹もの馬を連れて出征した。乗りつぶした馬の肉は硬すぎるので、皮袋に詰めて次に乗る馬の鞍の下に押し込んだ。長(zhǎng)時(shí)間乗馬したことでひき肉狀になった肉を生で食べた」という、いささか「眉唾な説」もある。

タルタルステーキの起源はともかく、ハンバーガーが米國(guó)で発生したことは定説とされている。しかし、中國(guó)メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)によると、スペイン紙「20ミヌートス」(電子版)はこのほど、「世界初のハンバーガーは2000年前の中國(guó)で発生」とする解説記事を発表した。その「説」は以下の通りだ。

中國(guó)式ハンバーガーが発生したのは中國(guó)の陝西省の省都である西安で、2000年以上前に登場(chǎng)したとされる。中國(guó)での名稱は肉夾モー(ロウジアモー、「モー」は食へんに「莫」)で、「夾」は「はさむ」であり、「モー」はパン類を意味する方言で、要するに「肉はさみパン」ということだ。

中國(guó)式ハンバーガーの外観は、我々がよく見(jiàn)るハンバーガーとは違い、肉を詰めたピタ(中東や地中海で食べられる中空の小麥パン)のように思えるかもしれない。しかし中國(guó)人にとって肉夾モーはハンバーガーにほかならない。肉夾モーは2015年に、5期目の陝西省無(wú)形文化遺産に指定された。つまり、現(xiàn)地で確固たる地位が公式に認(rèn)められた、「重要な特色ある料理」だ。

世界初のハンバーガーの餡(具材)は、數(shù)千年前の周時(shí)代に出現(xiàn)していた臘汁肉(ラージーロウ)と呼ばれる煮込み肉だ。肉夾モーに使われる「バンズ」は白吉モー(バイジーモー、「モー」は肉夾モーの「モー」と同じ)と呼ばれ、紀(jì)元前221年から同206年まで中國(guó)を統(tǒng)一支配した秦の都だった陝西省咸陽(yáng)で発生したと伝えられる。白吉モーは小麥の生地を土窯で焼いて作るやや平たいパンで、蒸して作る場(chǎng)合もある。

肉夾モーの餡の臘汁肉は、豚肉を酒、醤油、香辛料を使ってばらばらにほぐれるまで煮込み、最後に小さく切ったピーマンを入れる。このことで、野菜のシャクシャクとした食感が加わる。好みで香菜(パクチー)を加える人もいる。

臘汁肉の煮汁には前回の調(diào)理で殘ったものに必要な分の調(diào)味料を追加することで、繰り返して使う。この「継ぎ足し」方式は、中國(guó)料理の伝統(tǒng)的な技法の一つで、月日の経過(guò)とともに煮汁の風(fēng)味がよくなっていく効果がある。肉夾モーは自宅でも作ることができる。食材はいずれも(スペインの)スーパーで入手することができる。(翻訳?編集/如月隼人

※記事中の中國(guó)をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見(jiàn)解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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