てくてくてく…中國からドイツまで歩いて帰った男性が話題―中國メディア

Record China    2014年9月18日(木) 17時10分

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16日、ドイツ人のクリストフ?リハーゲさん(32)は、大學で中國語を勉強し、26歳の誕生日だった2007年11月9日に、北京からドイツの故郷バート?ネンドルフに歩いて向かった。

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2014年9月16日、ドイツ人のクリストフ?リハーゲさん(32)は、大學で中國語を勉強し、26歳の誕生日だった2007年11月9日に、北京からドイツの故郷バート?ネンドルフに歩いて向かった。その後、2012年にはドイツでその旅を記録した著書「The Longest Way」を出版した?,F(xiàn)在、仕事で再び中國に住んでいるリハーゲさんは、ネット上のスター的存在となり、「微博(ウェイボー)」では、中國のフォロワー16萬人がリハーゲさんの一挙一動に注目している。

その他の寫真

▼著作で人気に火

リハーゲさんが有名になったのは、「The Longest Way」がきっかけで、同書は中國でも出版された。リハーゲさんの試算によると、同書は中國で10萬冊売れたという。同書のヒットには、中國の新聞なども注目し、リハーゲさんに寄稿を求めるメディアが増加した。リハーゲさんはその後、その寄稿をまとめた著作「中國特色」も出版した。中國人からも、「母語レベル」と絶賛されるリハーゲさんの中國語だが、本人はもっと勉強したいと意欲を燃やしている。

▼中國の制度の問題を指摘

「中國人は個人の民度が低く、社會ではマナーの悪さが目立つ」と言われるが、リハーゲさんは、「赤信號、みんなで渡れば怖くないと言わんばかりの『中國式道路橫斷』などの、交通ルールが守られない現(xiàn)象は、個人ではなく『制度』の問題」と指摘。「ドイツの制度は、國民にルール違反の機會を與えない。ドイツのほとんどの運転手がルールを守るのは、個人の民度が高いとか、中國人よりモラルがあるからとかでは決してない。規(guī)則が絶対にルールを守らせているだけ」との見方を示している。

また、ドイツ人としてリハーゲさんは、ドイツ人が中國の臺頭を恐れていることに理解を示し、「中國人は、ドイツ人が中國に対して抱いているマイナスイメージを『攻撃』と見なすのではなく、『一種の敬意の表れ』と見なすように」としている。

▼「他の國も冒険したい」

今後の人生計畫について、リハーゲさんは、今の自分は「何でもするフリーランサー」で、明確な計畫はないとし、「中國に定住するのか?」についても、「中國を仕事や生活の中心にしなければならない時にはそうするよ」と、明言していない。

ただ、今のところリハーゲさんの目は中國ではなく他の國に向けられているようだ。リハーゲさんは、アフリカや南アメリカ、イランなどを冒険したいとしている。もしかすると、最終的にリハーゲさんが中國に戻った時には、彼の著書が再びブームになるかもしれない。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤)

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