シンガポール華字メディアの聯(lián)合早報の1日付記事によると、中國の雇用市場で新型コロナウイルス感染癥の流行中に大學(xué)で學(xué)んだ新卒者を採用しないという新たな差別が表面化している。

一部の採用擔(dān)當(dāng)者の間では2022～24年の新卒者に「疫情班（コロナ禍組）」というレッテルを貼る人もいるという。授業(yè)はオンライン形態(tài)が中心で、スマホに依存しやすく、専門的なスキルを?qū)Wばず、コミュニケーションスキルや社會実踐が不足しているとの認(rèn)識からだ。

23年の新卒者である王思涵（ワン?スーハン）さんも就活で差別を受けた一人だ。農(nóng)業(yè)大手とのオンライン面接で、王さんを含む3～4人の応募者は、面接官から「コロナ禍3年間でオンライン授業(yè)を受けてきた學(xué)生がわれわれの報酬を受け取るにふさわしいと思うか」と聞かれたという。

上海?浦東のある企業(yè)経営者によると、この會社では20年以降、20人余の新卒者を採用してきたが、「コロナ禍の學(xué)生らは社會を理解するプロセスが欠如している」として、今年は新卒者の採用を見送ったという。

記事は「中國ではこうした現(xiàn)象により多くの若者がコロナ禍3年間の暗い影から抜け出せなくなっている。若者の失業(yè)率が高止まりする中、コロナ禍組の學(xué)生らにとって、就職差別は泣き面に蜂だ」と伝えた。（翻訳?編集/柳川）