中國(guó)の新鋭ポン?ウェイ（彭偉）監(jiān)督の長(zhǎng)編デビュー作「夏が來て、冬が往く」が12月27日から日本で劇場(chǎng)公開されることになり、11月24日まで公開応援のためのクラウドファンディングが行われている。

【その他の寫真】

劇場(chǎng)前売券やパンフレット、ロケ地の青島のお茶のほか、監(jiān)督のお禮メッセージ、エンドクレジット＆パンフレットへの名前掲載、完成披露上映會(huì)＆トークイベント招待など、さまざまなリターンを用意している。

「夏が來て、冬が往く」は、中國(guó)の美しい海辺の町を舞臺(tái)に、幼い頃に養(yǎng)子に出された主人公が初めて會(huì)う母、姉、弟と過ごす3日間を描く。家父長(zhǎng)制による男尊女卑の考えや、かつて多く見られた養(yǎng)子のならわしを織り交ぜながら、家とは、家族とは、男女のあり方とは？を真っすぐに問いかける。

メガホンを取ったのは、日本大學(xué)蕓術(shù)學(xué)部で映畫製作を?qū)Wんだ経験を持つ中國(guó)の新鋭ポン?ウェイ監(jiān)督。長(zhǎng)編デビュー作ながら、繊細(xì)な筆致と詩(shī)的なカメラワークで、いくつかの実話から発想を得てオリジナル作品を製作した。緩やかに流れる時(shí)間、ノスタルジックな雰囲気、伝統(tǒng)文化、都會(huì)の空が渾然一體となり、獨(dú)創(chuàng)的な意欲作となった。東京國(guó)際映畫祭2023の提攜企畫「2023東京?中國(guó)映畫週間」では新鋭監(jiān)督賞を受賞した。（編集/藤井）

■あらすじ

広東省で暮らすジャーニーは、結(jié)婚を機(jī)に家を購(gòu)入するかどうかで戀人のジーユエンと意見が合わず、プロポーズの返事を先延ばしにしていた。ある電話をきっかけに、ジャーニーは生家の家族と連絡(luò)が取れ、実父の葬儀に參列することになる。初めて會(huì)う母、初めて會(huì)う2人の姉と弟。長(zhǎng)女のウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女のシャオリーもまた養(yǎng)子に出されていたことを知る。三姉妹は互いの心を癒しながら日々を過ごす。ジャーニーは時(shí)折、幼い頃の養(yǎng)父とのささやかな時(shí)間を思い出し、家族や家のことを改めて考え始めるが、母が自分を探したのには別の目的があったことを知る。

映畫「夏が來て、冬が往く」クラウドファンディングページ https://greenfunding.jp/lab/projects/8592